SaaS、PaaS、IaaSとはークラウドサービスを活用して開発を効率化しよう

2022.10.26

SaaS、PaaS、IaaSとはークラウドサービスを活用して開発を効率化しよう

リモートワークやハイブリッドワークの普及により、急速にクラウドサービスの活用が進んでいます。

経済産業省の調査※によると、平成28年度の「クラウド・コンピューティング利用率」は59.2%を占めており、その領域はグループウェア・文書管理、販売、人事・給与の割合が多く占めています。

また、利用形態の割合をみると、SaaSが80%、PaaSが25.9%、IaaSが36.7%となっており、今後はますます活用が進むと予想されます。

このページでは、SaaS、PaaS、IaaSの特徴と導入のメリット・デメリットについて解説します。

※引用元:「我が国におけるデータ駆動型社会における基盤整備」経済産業省

SaaSとは

SaaSとは

まずは、SaaSの特徴とメリット・デメリットについて解説します。

ソフトウェアの機能をパッケージで提供するSaaS

開発には、ネットワークのインフラ設備やハードウェアといった基盤、開発環境を提供するOSとミドルウェア、そしてエンドユーザーが利用するアプリケーションという構成要素があります。

SaaS(Software as a Service)は、ハードウェアからアプリケーションまで全ての要素をクラウドで提供します。

代表的なものとして、Gmailなどを扱うGoogle Workspaceや、Dropboxのようなオンラインストレージサービスがあります。また、マネーフォワードのような会計システムやfreee人事労務のような労務管理システムもSaaSに該当します。

SaaSのメリットとデメリット

SaaSは、インターネットに接続していればどこからでもすぐにシステムを利用することができ、ユーザーは開発環境の構築やメンテナンスにかけるリソースを削減できます。

また、利用プランに応じて料金を支払えば常に最新のシステムを利用できるため、導入コストやランニングコストも不要です。

このように導入の手軽さと利便性の高さ、そしてコスパの良さが多くの企業に導入される理由であり、リモートワークの拡大に貢献しているともいえます。

一方で、機能がカスタマイズしにくく自由度が低いため、最適なサービスが見つからない場合は、ユーザー側で運用方法や業務を変更する必要があります。

また、ベンダー側にシステム障害が生じた際は、業務がストップする可能性がある点もデメリットといえます。

SaaSが向いているケース

SaaSは、開発に使いたい機能やアプリケーションが明確に決まっており、ベンダーが提供する機能で要望を満たせる場合に適しています。

また、個人向けに無償で提供しているサービスも多いので、必要に応じて個人向けと法人向けの機能を使い分けるといいでしょう。

PaaSとは

PaaSとは

次に、PaaSの特徴とメリット・デメリットについて解説します。

アプリ実行に必要なミドルウェアまで提供するPaaS

PaaS(Platform as a Service)は、ハードウェアからOS、ミドルウェアといった、アプリケーションの実行に必要な環境を提供するクラウドサービスです。

代表的なものに、Microsoft AzureのWordPressがあります。WordPressはWebサイトを構築できるアプリケーションであり、ユーザーはインストールするだけで開発を進めることができます。

また、専門的な知識がなくてもアプリ制作を行えるプラットフォームとして、サイボウズが提供するKintoneがあります。

PaaSのメリットとデメリット 

PaaSを導入すれば、運用後の障害対応やメンテナンスもベンダーが対応するため、開発者はアプリ開発に集中できることが最大のメリットです。

一方で、インフラ部分はベンダーが提供しているものに限られるため、開発言語やデータベースの自由度が下がるという点はデメリットといえます。

オンプレミスからPaaSに移行する場合には、既存のシステムと互換性があるOSやミドルウェアでなければならないため、ベンダーの仕様を確認する必要があります。

PaaSが向いているケース

PaaSは、迅速に開発環境を構築し、アプリ開発を進めたい場合や、機能や要件が多くない開発に適しています。

また、AI技術やIoT、データ分析といった先端技術も組み込むことができるため、先端技術を活用したプロジェクト開発にも向いています。

IaaSとは

IaaSとは

最後に、IaaSの特徴とメリット・デメリットについて解説します。

インフラ・開発環境を提供するIaaS

IaaS(Infrastructure as a Service)は、システム開発やソフトウェアの稼働に必要なネットワークやサーバーシステムをクラウドで提供します。

代表的なものに、AWSの仮想マシンであるAmazon EC2や、GCPが提供する仮想マシンGCEがあります。

IaaSのメリットとデメリット

IaaSは、自社の環境に合ったOSや言語を使用しながら、インフラの構築や運用をベンダーに任せられるため、インフラエンジニアやアプリ開発エンジニアの業務を軽減させることができます。

そして、オンプレミスからIaaSへ移行する場合は、物理的な設備や固定資産税等の負担が無くなることもメリットと言えます。

一方で、OSやミドルウェアの選択、設計、サーバー管理、運用を全てユーザーが行う必要があるため、専門知識をもった技術者が必要になります。

IaaSが向いているケース

IaaSは、開発の迅速性と機能の柔軟性の両方を求める開発に適しています。
また、IaaSはSaaSやPaaSと違い、セキュリティ対策もユーザー側が行う必要があります。

例えば、利用する際に必要なIDやパスワードの管理を設定し、SSO(シングルサインオン)や多要素認証といった複数の対策を組み合わせることで、セキュリティレベルを高めることができます。

オンプレミスからIaaSに移行する場合は、パブリッククラウドとプライベートクラウド、そしてオンプレミスの物理サーバーなどを組み合わせたハイブリッド環境を取り入れることで、無理なく最適な環境を構築できます。

まとめ

SaaS、PaaS、IaaSとはークラウドサービスを活用して開発を効率化しよう まとめ

SaaS、PaaS、IaaSについてまとめると、それぞれにメリットとデメリットがあり、機能の柔軟性や社内のリソースに合わせて選択する必要があるといえます。

開発のハードウェアからOS、ミドルウェア、アプリケーションという構成要素のうち、全てを提供するSaaSは使いたい機能が明確な場合に適しています。

また、ミドルウェアまで提供するPaaSは、アプリケーションの開発にリソースを優先させたい場合に向いています。

そしてハードウェアを提供するIaaSは、開発環境を迅速に構築できること、かつ機能の柔軟性を求める場合に活用できます。

自社の開発では、どのクラウドサービスが適しているのかを見極めながら、開発の効率化に役立ててください。

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