企業に求められるIT人材を追求!IT業界で求められる人材になるために

2022.10.25

企業に求められるIT人材を追求!IT業界で求められる人材になるために

経済産業省は「2030年には最大で79万人のIT人材が不足する」と予測しており、日本は深刻なIT人材不足に悩まされる可能性が高くなっています。

ここでは、今、IT企業から求められるIT人材の8つのスキルやIT業界で求められる人材になるために身に付けたいスキルを紹介します。

 IT人材とは?

 IT人材とは?

経済産業省がみずほ情報総研株式会社に委託して行った「平成30年度 IT人材需給に関する調査」では、IT人材をこのように定義しています。

「情報サービス・ソフトウェア企業(Web 企業等を含む)において IT サービスやソフトウェア等の提供を担う人材に加えて、IT を活用するユーザー企業の情報システム部門の人材、ユーザー企業の情報システム部門以外の事業部門において IT を高度に活用する人材、さらには IT を利用する一般ユーザー等が存在する。」

引用:みずほ情報総研株式会社「IT人材需給に関する調査 調査報告書」 

つまりIT人材とは、ITベンダーといわれる情報技術を使ったサービスを提供する企業や、WEB企業で勤務する人を指します。

加えて、ITベンダーからシステムを提供された情報を扱うユーザー企業でシステムの運営や維持を行う人もIT人材となります。

 デジタル人材との違い

経済産業省は、IT を高度に活用したビジネスをデザインする人材をデジタル人材としていますが、具体的な定義は明確にしていません。

昨今、ビジネス領域で注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するうえで必要不可欠なデジタル人材も、今後はIT人材と同様に人材不足になっていくでしょう。

IT人材の仕事は、ビジネスのIT化やデジタル化など、IT技術を駆使した情報システムの導入や運用です。

一方で、デジタル人材の仕事は、デジタルの知識やスキルをもってビッグデータやAIなどの高度なIT技術を使い、企業やサービスに新しい価値を提供することです。

IT人材とデジタル人材を比較したとき、IT人材はシステム仕様やサービスの開発・運用、そしてデジタル人材はビジネス自体を変えていくことが求められています。

 IT人材が不足とされる理由

IT人材が不足とされる理由

IT人材が不足とされる理由は、急速なIoTやSaaS、SNS、アプリ、AIなどのデジタル化移行といえます。

スピードを要求されるIT業界なので、スキルをブラッシュアップし続けなければ追いつけなくなりますが、実務に追われてスキル向上の時間がとれないことも問題です。

このような事態が継続しているIT業界では、変化の激しさに疲弊してリタイヤしてしまう人もおり、高齢化と若手不足でも悩まされています。

最新スキルや技術を身に付けたIT人材は常に引く手あまたのため、優秀なIT人材は奪い合いとなってしまうのです。

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 IT人材に求められる8つのスキル

 IT人材に求められる8つのスキル

1.基本的なエンジニアスキル

IT人材に求められるスキルの第1は、エンジニアスキルの基礎や基本技術がしっかりしていることです。

エンジニアスキルとは、ハード・ソフトウェアの知識やデータベース、ネットワーク、セキュリティなどの基礎IT知識、さらにプログラミングスキルやドキュメント作成スキルといったもので、実務に関する基礎や基本技術が身に付いていなければなりません。

特に、プログラミングについて理解しておくことは必須といえます。

 2.論理的思考力

論理的思考(ロジカルシンキング)とは、問題の解決策を考える場面で力を発揮する能力で、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法です。

論理的思考力はプログラミングそのものにも必要で、顧客の課題を正しく把握し、顧客の要望に対して最適な解決策を提案する場面でも役立ちます。

もちろん、プログラムの最適なコードを導き出すことにも必要で、プロジェクトメンバーに仕様の内容を説明するときにも求められます。

 3.分析力

分析力とは、問題点の抽出や原因を特定し、把握するために必要な能力です。

さまざまなデータを準備し、集めた情報から必要なデータを分類して、分析内容を客観的にとらえて効果的な解決策を見つけ出すのに役立ちます。

問題の構成を明らかにするために、ツールや言語を使いこなし分析結果を出す能力も欠かせず、分析力を駆使すれば正確な現状分析と将来予測が可能になるでしょう。

高い分析力を持てば、顧客の求めているものを察知し、ITトレンドを分析しながら、プロジェクトに求められているものを見つけ出す手助けになります。

 4.コミュニケーション力

孤立仕事が多いイメージのITエンジニアですが、コミュニケーション力が必要とされる場面は多くあります。

クライアントからの要望聞き取りやプロジェクトメンバーなどへの周知、リーダーとの交渉はもちろん、情報共有を正確に行うことに必要な能力です。

コミュニケーションは対人間での情報共有や意思の疎通なので、正しく伝えて正確に受け取る(聴く)こと、そして会話から読み解くことまでがコミュニケーションといえます。

コミュニケーションを通して絆を深め、信頼関係を築いていければ、今実行しているプロジェクトも今後の仕事もスムーズに回っていくでしょう。

 5.マネジメントスキル

マネジメントスキルとは管理する能力で、IT人材のなかでもリーダーやマネージャーになったときに必要とされます。

プロジェクトのミッションをきちんと押さえ、チームメンバーの力量を把握して適材適所に配置、さらにプロジェクト進行中も状況を把握し、問題が起こったときには解決へと導く業務遂行能力を持っていなければなりません。

プレゼンテーション力やビジネススキルを含めたコミュニケーション能力を発揮し、全体のパフォーマンスを高めることがマネジメントといえるでしょう。

優れたマネジメントスキルを持っている人は、プロジェクトを成功に導くだけでなく、今の仕事から今後の課題や改善策なども思考・提案できる能力を持っています。

 6.クライアントの業務に関する知識

クライアントの業務に関する知識を前もって知っておくのも、IT人材にとって大切なことです。

業務内容の知識が薄いと、クライアントの需要に対して見当違いな基本設計やシステム開発を提案するリスクがあり、プロジェクト進行中も道を外れる場面が出てくるかもしれません。

クライアントのニーズを的確に掴み、使い易いシステムを構築していくためには、クライアントの業務に関する知識を深めることが必要です。

実際にシステムが導入されてからも、成果物であるシステムがうまく機能するかを検証する際に、クライアントの業務に関する知識は役立ちます。

 7.英語力

IT業界の最新情報は英語で発信されることが多く、英語でしか手に入れられない情報があるため、IT人材は英語力を養っておくことも忘れてはなりません。

直近では円安の影響で、日本はオフショア開発からニアショア開発に移行しており、海外から日本へ逆オフショア開発発注されるケースも出てきています。

そのため、日本のIT企業の多くは海外への進出を検討しており、人材を採用する際の条件としてTOEICの点数を基準として設定する企業も増えています。

現在は、ITエンジニアに必要な英語力を「TOEIC 700点以上」というのが評価指標とされているので、日常会話だけでなく、IT・Web向けの英語学習も必要になってくるでしょう。

 8.資料作成に関するスキル

コミュニケーション能力を発揮するプレゼンテーションの場で、助けになるのが資料作成に関するスキルです。

クライアントへの提案資料やリーダーに対する説明資料、またメンバーへの説明書、会議の資料、仕様変更・予算見直しなどの際も資料を活用することで、交渉は円滑に進む場合があります。

資料は、要点がシンプルにまとめられており、訴求項目が的確になっているもの、さらに相手に合わせて見やすくサイズ調整や配色に気を使うと分かりやすくなるでしょう。

 IT人材の採用がとても難しい理由

IT人材の採用がとても難しい理由

IT人材の採用がとても難しくなっている主な理由は、IT人材が不足していることが最大の原因です。

ネットやスマホを利用したサービスが急激に増え、そのシステムを利用したビジネスも急増しました。

コロナ渦からオンラインに移行したい企業が増えたのにもかかわらず、IT人材の数はすぐに増やすことはできずに需要だけが大きくなっている結果です。

 もともと日本は少子高齢化が問題視されている通り、労働人口自体が減少しており、働き手自体が減っています。

加えて、IT人材の採用ノウハウがない企業は、IT部門に適するスキルや任せる業務内容といった定義がなく、人事担当者はイメージがつかめないまま採用業務に進むことになっています。

人事担当者がITに対する知識や理解が浅いまま面接に進んでも、IT人材が魅力的に感じる雇用条件を提示することもでず、年収の相場観も分からず、スキルやレベルを見極めることもできません。

すると、IT人材は雇用条件が希望と合わず、他社へと流れていくこともあります。

現在活動している優秀なIT人材は、どこの企業も好待遇を用意して獲得を狙っており、給与水準も他の職種より高めに設定しています。

他社の求人情報をチェックしながら、福利厚生などの見直しを行い、自社の雇用条件がIT人材の求める条件にマッチするように検討してください。

 IT業界で求められる人材になるために

 IT業界で求められる人材になるために

1.学習意欲を高く持つことを意識する

IT業界で求められる人材は、学習意欲が高い人材です。

既存システムや競合他社についての知識はもちろん、ビジネスマナー、コミュニケーションスキルなどは、仕事をしていくうえで見に付くものばかりではないため、社内研修も利用したいところです。

さらに、システムに関する基礎知識や最新IT業界情報、クライアント業界の専門知識などは、さまざまなツールを使い、日々アップデートしていかなければならないでしょう。

IT業界は技術の進歩や情報の更新が速いため、常に新しい知識を取り込んで行かないと活躍することは難しくなります。

IT人材を在籍させている企業は、個々の意識を向上させるため、学習意欲を高く持てるようにモチベーションを上げる工夫をしてください。

 2.論理的思考力を磨く

論理的思考力(ロジカルシンキング)はIT人材にとって必要不可欠なスキルです。

状況を分析して現実的な解決策を導き出す思考は、推論力を適用して問題を俯瞰的に観察し、客観的に検討する能力は、仕事中に発生した問題を解決するために役立つだけでなく、今後のプロジェクト立案にも活用できます。

さらに、クリエイティブなアイデアの創出を助け、エラーやトラブルの原因を予測できるようになり、IT人材個人のキャリアアップにもつながるでしょう。

論理的思考力を磨くのは自主学習では難しいため、社内・社外研修などを整備したいところです。

IT人材を在籍させている企業は積極的に研修制度を整備し、人材育成に力を入れてください。

 3.物怖じせず提案する力を養う

物怖じせず提案する力とは、受け身でなく積極的に意見を発言できる力です。

慣例にないことでも自発的にアイデアを提案することにより、他社とは違った創案でクライアントの期待以上の働きができる場合や、今まで以上に効率的に動けるケースが出てくるはずです。

ただし、相手を配慮しない、強引な行動については気を付けなければなりません。

物怖じせず提案する力を養うには抑制のない環境では難しいため、IT人材を在籍させている企業は個人のアピール力を高めるために、柔軟性を持って社内環境を整えてください。

 4.コンプライアンスに対する意識を強く持つ

現代はコンプライアンスに厳しい世の中ですが、それにも増してIT業界は情報セキュリティに関して非常にシビアで、一般社会よりコンプライアンスにたいする意識が強い業界です。

プロジェクトによって違いますが、社内機密を扱う場面が多いIT人材は、顧客の個人情報を流用することや、システムテストの結果を改ざんできる位置にいます。

些細なコンプライアンス違反でも企業としては大ダメージとなりますので、コンプライアンスに対する意識を強く持つIT人材を育ててください。

 5.コミュニケーションスキルを鍛える

円滑なコミュニケーションを取ることは、私生活だけでなくビジネスの面でとても重要です。

IT人材は、パソコンに向かうのが主な仕事という印象があるため、コミュニケーションスキルは最低限持ち合わせていれば済むと考える方が多いかもしれません。

しかし、実際の業務ではクライアントやメンバー、上司たちと情報共有する場面が多く、要望を受け取り、回答を渡すなどの意見のやり取りを常に行っています。

このようにIT業界では、質の高いシステムを作り上げるためにコミュニケーションスキルは不可欠なのです。

コミュニケーションスキルが高いと相手の信頼を得られるので関係を深めるのに役立ち、共感力を磨くとクライアントが要求することを先回りして考えることができるでしょう。

 まとめ

企業に求められるIT人材を追求!IT業界で求められる人材になるために まとめ

今、企業に求められるIT人材とは、エンジニアスキルの基礎や基本技術がしっかりしている人、加えてコミュニケーションスキルの高い人です。

他にもIT人材に求められるスキルはありますが、エンジニアスキル基本技術がしっかり見に付いていてコミュニケーションスキルが高ければ、論理的思考力や分析力、マネジメントスキル、資料作成に関するスキルは経験によって得られます。

自己学習が難しいスキルは社内・社外研修によって磨くという手段もあるので、IT人材を在籍させている企業は人材育成に取り組みましょう。

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