元TwitterCEOによる分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」とはー特長とWeb5との関連を解説!

2023.07.03

元TwitterCEOによる分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」とはー特長とWeb5との関連を解説!

Twitterの元CEOであるジャック・ドーシー氏が発案し、サービスを開始している分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」。

2023年1月にiOSとAndroid向けのアプリがリリースされ、Twitterの代わりになるSNSとして注目されています。このページでは、Blueskyの概要と特長、そしてBlueskyを含む分散型SNSの将来性について解説します。

Blueskyとはー開発目的と注目される理由

Blueskyとはー開発目的と注目される理由

まずは、Blueskyの概要と注目される理由について解説します。

Blueskyとは

Blueskyとは、Twitterの元CEOであり現在はブロックチェーン技術の活用に注力する企業「Block(旧Square)」のCEOを務めるジャック・ドーシー氏を中心に開発が進められている分散型SNSです。

AT(Authenticated Transport)プロトコルを採用し、他のサーバーやSNSと連携が可能である点や、自分自身を認証できる「自己認証型プロトコル」により、ユーザーが自分のデータを自由に扱える点が大きな特長と言えます。

Blueskyの開発目的と注目される理由

ジャック・ドーシー氏は、Twitterを含む多くの既存SNSが中央集権的であり、ユーザー本位ではない点を懸念しています。

例えば、Twitterは23年1月に有料サービス「Twitter Blue」を開始し、加入者は認証バッジなどのアップグレードされたサービスを利用できるようになりました。しかし、一般ユーザーにとって大きなメリットは無く、企業や著名人のような限られた人の利用に留まると予想されています。

他にも、22年11月に行われたTwitter社の大量のレイオフにより、一部機能の更新が停止されてサービスの低下が起こり、コアユーザーの離脱と代替サービスの模索が進んでいます。

このような流れを受け、同氏はMastodoやMisskeyのような分散型SNSに注目し、Twitterの分散型SNSバージョンであるBlueskyを開発して、よりユーザー本位のSNSを再構築したいと望んでいます。

Blueskyの仕組みと特長

Blueskyの仕組みと特長

次に、Blueskyの仕組みと特長について解説します。

Blueskyの特長1:分散型SNSのため透明性が高い

Blueskyの大きな特長は、ブロックチェーン上に構築され誰でも利用可能なDApps(分散型アプリケーション)として提供される点です。

従来のSNSは中央集権型のため、発言内容によっては提供企業の方針や収益獲得施策に影響を受けることがあります。

それに対してBlueskyは、このようなプラットフォームに依存せずユーザー自身がデータを管理できるため、明確なコミュニティの運用ルールのもと言論の自由が保証されます。

また、Blueskyはオープンソースのため今後の開発計画やソースコードも公開されており、世界中のエンジニアが新しいアイデアや技術について発言する機会がある点も特長と言えます。

Blueskyの特長2:ハッキング被害やなりすましを避けられる

従来のSNSでは、ユーザーの個人情報を中央集権型のデータベースに集約して管理するため、ハッキング攻撃を受けると個人情報が漏えいする危険性があります。

また、著名アカウントになりすましてフォロワーの個人情報を抜き取ったり、フィッシング詐欺を行って不法に利益を得たりする事象も生じています。

Blueskyは分散型ストレージを実装しているため、ユーザー自身が適切に管理していれば個人情報の漏えいリスクを下げることができます。

また、BlueskyではIDに自分の「.jp」や「.com」といったカスタムドメインを設定できる点も特長です。ドメインはユーザー本人や公式が所有する唯一無二のものであり、ドメインがIDに設定されていることは必然的に本人や公式のものであるという証明になるため、なりすまし対策に有効です。

Blueskyの特長3:自由度と相互運用性が高い

BlueskyはATプロトコルを採用しており、ユーザーが一つの分散型SNSで作成したアカウントを他のSNSに連携して活用できるという特長があります。

Mastodonのような他の分散型SNSで活用されている「ActivityPubプロトコル」は、異なるサーバー間での連携が可能なものの、一つのサーバーが消えるとそこに紐づいた過去の投稿や他ユーザーとのつながりも同時に消滅してしまうデメリットがあります。

一方ATプロトコルでは、サーバーに依存せずデータを引き継いで利用できるため、ユーザーは自身のアカウントを必要に応じて別のプロバイダーに移行することができます。

また、Blueskyではユーザーがアルゴリズムを自由にコントロールできるため、自分の好みに合ったタイムラインを表示させられる点も従来のSNSと大きく異なります。

さらに、Blueskyはブロックチェーン技術をベースにしているため、ユーザーが仮想通貨を利用したビジネスや投げ銭、そして広告出稿といった機能を自由に実装し収益化できる点もメリットと言えます。

Blueskyを含む分散型SNSの将来性

Blueskyを含む分散型SNSの将来性

最後に、Blueskyを含む分散型SNSの将来性について解説します。

オープンなコミュニケーションやイノベーションの促進

Blueskyでは、ユーザーは他のSNSと相互運用しながら複数のコミュニティで自由なコミュニケーションを楽しむことができます。

また、オープンソースのため、より多くの人々が新しい機能の提言やアプリケーションの改善に注力し、ユーザー本位のSNS実現に向けて改革を進めることができます。

分散型SNSはWeb5実現につながる

分散型SNSは、メタバースやNFTと関連して注目される「DAO(分散型自律組織)」を提供する場としても活用でき、「Web5(真の分散型インターネット)」の実現につながると言えます。

「Web5」とは、ジャック・ドーシー氏がCEOを務める企業「Block」の子会社「TBD」が発表した概念であり、ユーザーが自分のデータを自由に管理できる非中央集権的なプラットフォームの実現を目指す取り組みを指します。

分散型SNSはユーザーにとってメリットが多いものの、一方でトラブル発生時にサポートを得にくい点やサービス改善に時間を要する点がデメリットと言えます。

今後は、開発者とユーザーが一丸となってこのようなデメリットの解決策を模索しつつ、自由なSNS体験を楽しめるような分散型SNSの構築とWeb5の実現が期待されています。

まとめ

元TwitterCEOによる分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」とはー特長とWeb5との関連を解説! まとめ

分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」についてまとめると、Twitterの元CEOであるジャック・ドーシー氏を中心に開発が進められており、ATプロトコルを採用しているため他のSNSとの連携できる点が特長と言えます。

同氏は、従来のSNSの多くが中央集権的である点を懸念し、ユーザー本位のSNS構築を目指しています。

Blueskyには、次の仕組みと特長があります。

・Blueskyの特長1:分散型SNSのため透明性が高い
・Blueskyの特長2:ハッキング被害やなりすましを避けられる
・Blueskyの特長3:自由度と相互運用性が高い

今後Blueskyを含む分散型SNSは、「DAO(分散型自律組織)」を提供する場としても活用でき「Web5(真の分散型インターネット)」の実現につながると言えます。

23年3月には、FacebookやInstagramを運営するMetaも分散型SNSの開発に取り組んでいることが報じられました。※

今後は、ますます多くの分散型SNSが誕生すると予想されます。ぜひ、自社ではどのように分散型SNSを活用し、ユーザーのUX実現に役立てられるか検討してみてください。

※参考元:Meta is developing a ‘sanely run’ Twitter alternative: Here’s what we know|ZDNET

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