【テンプレ事例あり】ChatGPTの注意点と質問の仕方を知り、効率的に活用する!

2023.06.09

【テンプレ事例あり】ChatGPTの注意点と質問の仕方を知り、効率的に活用する!

インターネットの重要なオンラインリソースとしての認識が広まってきた生成型AI「ChatGPT」。

リモートワークを円滑に進めるための組織内でのナレッジベースの構築や、会議資料・議事録の作成といったコラボレーション支援など、様々に活用されています。

しかし、中には「質問と関係のない答えが返ってきた」や「どんな質問をすれば満足のいく回答が得られるのかわからない」というケースが生じています。

このページでは、ChatGPTの機能や使用における注意点、そして質問のコツをテンプレートと共に解説します。

ChatGPTでできることと注意点

ChatGPTでできることと注意点

まずは、ChatGPTでできることと利用における注意点について解説します。

ChatGPTでできること

ChatGPTは、質問の応答や文章作成の他にも様々に活用できます。

文章の作成・添削・校正

ChatGPTは、小説やブログ記事、SNSのキャプション、ランディングページ、そして書類のテンプレートといった様々な文章の作成に対応します。

また、人が書いた文章の誤字脱字や文法のチェックのほか、より読者に伝わりやすい文章への修正案も掲示してくれるので、文章の作成や修正にかかる時間を大幅に短縮できます。

アイデア出しやブラッシュアップ

ChatGPTは、複数の人が数時間かけて行うようなブレインストーミング、つまりアイデア出しも得意としています。例えば「読者の興味を引くようなタイトルやキャッチコピーを10個出して」と要望を出すと、数秒で案を出してくれます。

また、その回答に対してさらにブラッシュアップを要求することもできます。

例えば「30代の子育て世代に刺さるタイトルを考える上で、重要なポイントを5つ出して」と問いかけたあとに、「それらのポイントを踏まえて、もう一度タイトルを作成して」と要望を出せば、よりブラッシュアップされたコンテンツを回答してくれます。

メール文の作成やメール内容の判断・割り振り

ビジネスメールは、尊敬語・謙譲語や挨拶文など表現が難しく、ネットで例文を検索しながら作成した経験がある方は多いでしょう。ChatGPTを利用すれば、ケースに応じて適切なメール文をすぐに作成できます。

また、ビジネスで顧客の大量のメールを処理する場合、ChatGPTは内容を肯定的・中立的・否定的なものをそれぞれ判断し、割り振ることが可能です。その中から、肯定的なメールは経験の浅い人材が対応し、否定的で対応が難しいメールは上司が対応するといった業務の振り分けをすることができます。

シナリオなどコンテンツ作成

ChatGPTに、シチュエーションを設定し会話形式で回答させることも可能です。例えば、次のように「小学生と話しているように教えて」と要望を出すと、感情的な表現も交えて回答してくれます。

ChatGPTでできること

※引用元:Chat GPT/画像は回答の一部を抜粋。

この機能を活用すれば、幅広いターゲットに向けた動画コンテンツの作成などに役立てられます。

プログラミングやExcel関数の作成

ChatGPTは、PythonやJavaScript、Javaといった主要なプログラミング言語のコーディングや、Exel関数の作成にも対応します。

プログラミングでは一般的な構文やライブラリ、フレームワークについての質問やコードを示すだけでなく、例えば「もっとおしゃれに光るCSSを教えて」といったセンスを問われる要望にもユーザーの好みに合わせて調整します。

そしてExcel関数やGoogleスプレッドシートなど表計算ツールにおいても、コピペをすればすぐに使えるように数式を示してくれます。

高度な数学的問題や複雑なアルゴリズムが必要な計算には限界があるものの、ChatGPTを利用することでコーディングや表計算がはるかに効率的になります。

単純作業の自動化やスケジュール作成

ChatGPTは、規則性のある作業やスケジュールの作成にも対応します。
例えば、スプレッドシートのデータの整理やフィルタリング、FAQの作成や顧客の問い合わせに対する応答の自動化、そして会議や予定の管理、リマインダーの設定といったスケジュール作成を依頼できます。

ChatGPTに質問する上での注意点

様々な業務に対応するChatGPTですが、次の点に注意が必要です。

答えが正しいとは限らない

ChatGPTは、内容の正確さよりも人が話すように回答することを追及した技術であり、全ての内容が正確とは言えません。

それは、ChatGPTはWeb上に存在する情報を収集・分析し、次に続く確率が最も高い単語を予測しながら回答を生成しているため、時にはWeb上にある多数派意見を選択している可能性があるからです。

また、2021年9月までにあるWeb上の情報をもとにしているため、それ以降の最新情報にはキャッチアップしていません。そのため、プログラミングの質問に対しても、現在では機能していないものや正確ではないものを回答する可能性があります。

(対策)
ChatGPTが生成した回答は、最終的に必ず人がファクトチェックを行った方が良いでしょう。また、コードも本当にきちんと機能するのかどうか検証を行い、必要に応じて修正を加える必要があります。

入力、出力ともに字数制限がある

ChatGPTは、質問に入力できる文字数が日本語で約2,000字、英語で約5,000字までと制限されているため、その字数を超える場合は分けて入力する必要があります。

また、ChatGPTが回答する文字数も同様に制限されるため、それを超える場合は途中で切られてしまいます。「続けて」と入力するとその続きを回答してくれますが、続きの回答は質が低下したり、一部のテキストが欠落してしまったりするケースが生じています。

(対策)
続きの回答を要求する際は、少し手前から回答を求めると上記のようなケースを避けられます。例えば「ChatGPTは常に進化しています。例えば」で切れた場合は「例えばの続きを教えて」などと質問すると良いでしょう。

また、長文の記事作成を依頼する場合は、最初に「~に関する記事の見出しを考えてください」と質問し、回答されたら「見出し1の文章を生成してください」と見出しごとに順番に質問していくと有効です。

機密情報を利用される可能性がある

ChatGPTでやりとりした内容は、今後の学習データとして利用される可能性があるため、個人情報や企業の顧客・機密情報は入力しないようにしましょう。

(対策)
社内では有料のChatGPT APIを活用し、特定のAPIに接続できる自社用のChatGPTを構築すれば、外部に情報が漏れる恐れがなく利用することができます。

ChatGPTへの質問の仕方

ChatGPTへの質問の仕方

次に、ChatGPTに質問をする際のコツについて質問の流れに沿って解説します。

質問の仕方1:役割や前提条件を設定し、具体的に 

ChatGPTは、Web上の幅広いジャンルの膨大なデータを収集しているため、具体的な役割や条件を指定して質問しなければどのジャンルについて問われているのかがわからず、曖昧な回答しかできません。

そのため、ChatGPTに役割や職業を設定し、質問をするに至った背景やターゲットを特定します。そして条件が複数ある場合には、箇条書きにすると回答も明確でわかりやすいものになります。

例えば「仕事におすすめのITツールを教えて」といったざっくりとした質問よりも、次のように指定すると効果的です。

質問の仕方

※引用元:Chat GPT/画像は回答の一部を抜粋。

このように、ChatGPTに職業を与え、質問をするに至った背景と具体的な条件を掲示することで、ニーズに合った回答を得られます。

質問の仕方2:ChatGPTに「逆質問」させる

具体的にどのような条件を示せばよいかわからない場合は、「回答の質を高めるために情報がもっと必要な場合は、私に質問してください」とChatGPTに逆質問させてみると良いでしょう。

そうすると、ChatGPTは「~の目的やユーザーについて詳しく教えてください」などと質問してくれます。

質問の仕方3:質問を重ねる場合は、該当箇所を特定する

ChatGPTに何度も質問をしていると、見当違いな回答をされることがあります。特に、かなり前の質問にさかのぼって深堀りする場合には、わかりやすく特定すると良いでしょう。

例えば、該当の質問部分や回答部分を貼り付けて「この回答についてもっと詳しく教えてください」などと質問をすると正確な回答が得られます。

質問の仕方4:英語で質問する

ChatGPTは日本語にも対応していますが、英語の方が情報量が多い傾向にあります。そのため、できるだけ多くの情報源から回答を収集したい場合は、英語で質問し、英語で回答させてからそれを和訳するという手順を踏むと効果的です。

質問の仕方5:複雑な内容は「思考の連鎖」を活用

ChatGPTは、人のように会話の文脈を理解できるのが特長ですが、複雑な背景に基づいて論理的な思考で推測を行う作業は苦手です。そのため、複雑な手順や内容について質問したい場合は、単純な作業に分解して思考を展開する「思考の連鎖」が活用できます。

「思考の連鎖」とは、段階的に「A→B→C→D」と思考を展開していく考え方や、「AならB」「BならC」だから「AならC」といった順番に考えていく方法を指します。ChatGPTにそれを活用するには、質問の最後に「ステップバイステップで考えて」と指示すると良いでしょう。

例えば「年収1,000万で副業が100万だった場合、副業にかかる税金は?」という質問の場合、所得控除額の適用の有無や所得税額の計算、そして本業にかかる税金が…と複雑になります。

そこで「ステップバイステップで」と指定することで、次のように1つずつのトピックに分けて分かりやすく解説してくれます。

複雑な内容は「思考の連鎖」を活用

※引用元:Chat GPT/画像は回答の一部を抜粋。

あるいは、複数の項目が含まれる場合、項目ごとに分けて質問をしていった方がより詳しく具体的に回答してくれます。

ChatGPTへの質問テンプレート紹介

ChatGPTへの質問テンプレート紹介

最後に、前の質問のコツを踏まえてすぐに活用できるテンプレートを紹介します。

メディアプラットフォーム「note」のCXOである深津貴之氏が考案した「深津式汎用プロンプト」は、職業や条件について必要項目を編集すると精度の高い回答が得られます。

【深津式汎用プロンプト】

#命令書:

あなたは、[任意の文章]です。
以下の制約条件と入力文をもとに、[任意の文章]を出力してください。

#制約条件:

・文字数は○○文字程度。
・○○にも分かりやすく。
・重要なキーワードを取り残さない。
・文章を簡潔に。

#入力文:
<ここに文章やURLを貼り付ける>

#出力文:

※引用元:AIで仕事効率アップ!深津式プロンプト•システム1と2を駆使してチャットAIを最大限に活用する方法【3月28日更新】|ChatGPT研究所

深津氏は、当該記事で他にも「ウェブデザイン制作での提案」や「契約書の作成」、「マーケティング戦略の提案」など様々な活用事例に使えるテンプレートを紹介しています。自社で活用する際のテンプレートとして、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

【テンプレ事例あり】ChatGPTの注意点と質問の仕方を知り、効率的に活用する! まとめ

ChatGPTは、できることと注意点、そして質問のコツを把握することで効率的な活用が実現すると言えます。

ChatGPTは次のように様々な活用法があります。

・文章の作成・添削・校正
・アイデア出しやブラッシュアップ
・メール文の作成やメール内容の判断・割り振り
・シナリオなどコンテンツ作成
・プログラミングやExcel関数の作成
・単純作業の自動化やスケジュール作成

一方で、次の注意点を把握しておく必要があります。

・答えが正しいとは限らない
・入力、出力ともに字数制限がある
・機密情報を利用される可能性がある

そして、ChatGPTに質問するときには次の点を意識すると精度の高い回答が得られるでしょう。

質問のコツ1:役割や前提条件を設定し、具体的に
質問のコツ2:ChatGPTに「逆質問」させる
質問のコツ3:質問を重ねる場合は、該当箇所を特定する
質問のコツ4:英語で質問する
質問のコツ5:複雑な内容は「思考の連鎖」を活用

ChatGPTをビジネス利用するには、「深津式汎用プロンプト」のようなテンプレートを活用することで迅速かつ精度の高い回答を得ることができます。
自社に合った質問やテンプレートを追及することで、ChatGPTを優秀なアシスタントとして活用できるようになるでしょう。

この記事で紹介した質問のコツは、チャット式のMicrosoft社の検索エンジン「BingAI」を使用する場合にも活用できるテクニックと言えます。BingAIは、利用環境に制限はあるものの最新のWeb情報にアクセスできるといったメリットもあります。

ぜひ自社の事業やニーズに合わせて、ChatGPTやBingAIを使い分け、業務の効率化に役立ててください。

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