フルリモート開発に役立つ便利ツールとは?

2023.01.13

フルリモート開発に役立つ便利ツールとは?

フルリモート開発で成果を出すには、ITツールの活用が不可欠です。
このページでは、フルリモート開発にツールを導入するメリットと、おすすめのツールをカテゴリごとに紹介します。

フルリモート開発にツールを導入するべき理由

フルリモート開発にツールを導入するべき理由

まずは、フルリモート開発にツールを導入するメリットを解説します。

オフライン以上に積極的なコミュニケーションが可能

リモートワークの場合、オフラインと比べて雑談の機会が減ってコミュニケーションの機会が減るという課題があります。

しかし、コミュニケーションツールを効果的に活用すると、業務の効率化をはかれます。例えば、エンジニアがデザインの件で質問したいと思ったとき、担当者が不明な場合でも共有チャットに質問を投げかければすぐに的確な返答が得られるでしょう。

また、業務チャット以外では、例えば「つながりチャンネル」を設置し、個人の自己紹介シートを載せて相互理解につなげたり、「趣味チャンネル」を設置して交流の機会を増やしたりできます。

ここでは複数人が同時に交流しやすく、面と向かってコミュニケーションを取ることが苦手な人も参加しやすいでしょう。

従業員の業務を可視化し効率化できる

1つのチームが複数のプロジェクトを抱えている場合、それぞれの担当者や進捗を管理するのは至難の業です。積極的にプロジェクト管理ツールを活用することで、チーム全体のタスクとメンバーそれぞれのリソースを確認でき、PDCAサイクルを改善させることができます。

フルリモート開発に役立つツール

次に、フルリモート開発で役立つツールをカテゴリごとに紹介していきます。

フルリモート開発に役立つプロジェクト管理

フルリモート開発に役立つプロジェクト管理

プロジェクト管理に役立つツールを3つ紹介します。

・Trello(トレロ)
トレロは、かんばん方式でチェックリストやプロジェクトの期限、進捗状況、コメントなどをドラッグ&ドロップで容易に操作できるタスク管理ツールです。

ボード公開設定やメンバー管理、アクティビティログの保存など、必要な情報を一元化できるため、チームでタスク管理や情報共有を行いやすい点が特長です。

また、Google DriveやSlackといった外部ツールとの連携機能も豊富なため、既に使用しているツールを継続して使うことができます。

<もっと使いこなすには>
トレロは、個人や少人数のチームで利用する場合は無料版で十分まかなえます。
ただ、アプリ連携機能を無制限に行いたい場合や、高度な管理者権限が必要な場合は「Trello business」を、セキュリティ対策を強化したい場合は「Trello enterprise」といった有料版が活用できます。

・Github Projects

Github Projectはカンバン方式のタスク管理機能として、2016年に追加されたGitHubの機能の一つです。

この機能の登場によって、GitHub上でソースコード管理だけでなく、GitHub Issuesに作成した課題や進捗の管理も行えるようになりました。
シンプルな機能で構成されているため、小規模プロジェクトでの活用がおすすめです。

<もっと使いこなすには>
2022年7月に新機能が追加され、スプレッドシートのようなシートに切り替えて利用できるようになったため、タスクの内容や優先度、それぞれの状態、担当者をソートできるようになり、着手すべきタスクを明確化しやすくなりました。

・GitHub Issues

こちらもGitHubの機能の一つであり、チームでタスク管理を行う際に役立つツールです。

GitHubのプルリクエスト機能により、リポジトリに変更が加えられたときの通知や、変更箇所の比較、コメント表示ができます。それをGithub Issuesと紐づけてソースコードの変更履歴をチームで一元管理できるため、バグや不具合の発生を防ぐことができます。

また、クライアントと共有して仕様の変更や要望をIssuesにコメントをもらい、改善を加えることもできます。

<もっと使いこなすには>
Issueのコメントを書く際は、アウトラインやタイトルの記載法をチームであらかじめ決めておくと良いでしょう。テンプレートを作成しておくと、ドキュメントを作成しやすくなります。

フルリモート開発に役立つデザインツール

フルリモート開発に役立つデザインツール

次に、デザイナーの業務に役立つツールを2つ紹介します。

・Figma

Figmaは、UIデザイナーの導線・画面設計、デザイン・プロトタイプ作成といった一連の業務に必要な機能をクラウド上に集約しています。また、共有機能にも優れているため、1つのファイルを複数人で同時に確認・編集することもできます。

そして、Viewer(閲覧者)を無料かつ無制限に追加できるため、クライアントとのオンライン会議では、デザインを共有しながらフィードバックと改善案を話し合うことも可能です。

さらに、Figmaのデータはクラウドに保存できるため、デザインを制作したPC以外のデバイスからアクセスして作業を継続することもできる点も利便性に優れています。

<もっと使いこなすには>
Figmaは無料で使える機能が優れているため、クライアントとのやり取りが活発なプロジェクトや個人・小規模プロジェクトでの活用に向いています。

有料の「Professionalプラン」ではファイルの容量やバージョン履歴、共有権限、音声会話などが利用できるため、中小企業や中規模チームにおすすめです。また、シングルサインオンなど高度なセキュリティ対策を求める場合には、大企業や大規模チームに適した「Organizationプラン」が向いています。

・Adobe XD

Adobe XDは、高度な専門性を必要とせず、シンプルな操作性でデザイナー以外でも使いやすいツールです。

Webサイトやアプリのデザイン作成のほか、コメント機能も備えているため、クライアントにデザインのURLを共有すれば、そのままフィードバックや修正依頼を得ることが可能になりました。

さらに、Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorとの互換性も高く、例えばワイヤーフレームをAdobe XDで作成し、Photoshopでデザインを仕上げるといった作業もスムーズに行えます。

<もっと使いこなすには>
Adobe XDは7日間の無料体験版を利用できますが、その期間を過ぎると自動で有料の単体プランかコンプリートプランに切り替わります。

AdobeのXDのみを利用する場合は単体プランを、Adobe Creative Cloud全てのツールを利用したい場合はコンプリートプランがおすすめです。

フルリモート開発に役立つソースコード管理ツール

フルリモート開発に役立つソースコード管理ツール

次に、ソースコードを管理する際に役立つツールを2つ紹介します。

・GitHub

開発では、コーディングした後に修正や変更、あるいは元のバージョンに戻すといった作業が繰り返し行われます。Gitはその経緯を管理するバージョン管理システムであり、Gitをネットワーク上にまとめた「リモートリポジトリ」であるGitHubは、複数人でリモート開発を行う時に欠かせないツールです。

公開設定を制限できるプライベートリポジトリを活用すれば、クラウド環境でもセキュリティ対策を行いながら開発を進めることができます。

また、ソースコードの履歴を分岐させて記録し、他のブランチの影響を受けずに開発を進められるブランチ機能には署名システムがあるため、ソースコードを高い水準で保護できます。

<もっと使いこなすには>
GitHubの「Teamプラン」では、プルリクエストに複数人がレビューできることや、Web経由でサポートを受けられる機能がプラスされるため、小規模プロジェクトに適しています。

また、監査ログAPIやSAMLによるSSOのようなセキュリティ性が強化された「Enterpriseプラン」では、より高度なセキュリティ対策とコンプライアンスが求められる大規模組織に向いています。

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・GitLab

GitLabは、企業内システムや個人のサーバーにGitを構築できるため、セキュリティ面を重視したい組織や個人の利用に向いています。

また、Gitリポジトリ機能のほか、課題管理やバージョン管理だけでなく、コードレビュー、CI/CD機能も1つのアプリケーションで行えるため、DevOpsで開発を進める組織に最適です。

GitLubは、自社のサーバーに構築する「Self-Managed版」と、クラウド環境に構築する「SaaS版(GitLab.com)」があり、SaaS版はリモート開発でも利用できます。また、「Issue Board」を使えば開発のテーマとワークフローの計画・整理を行い、メンバーの進捗状況を可視化できるため、チームで開発を行う際に役立ちます。

<もっと使いこなすには>
GitLabも無料で使える機能が充実していますが、複数の開発プロジェクトの管理や高度なDevOpsサポートが必要な場合は有料の「Premiumプラン」があります。

また、動的アプリケーションのセキュリティやコンテナの脆弱性のスキャンなど、よりセキュリティ性を高めるには「Ultimateプラン」が活用できます。

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フルリモート開発に役立つコミュニケーションツール

フルリモート開発に役立つコミュニケーションツール

フルリモート開発では、チーム内だけでなく、クライアントと円滑にやり取りを行うためのコミュニケーションツールの活用が不可欠です。

・Slack

代表的なチャットツールがSlackです。
Slackは、プロジェクトごとのチャンネルを設置してやり取りをすることができる点や、スレッド形式で細かいタスクについて話し合うことができる点が特長です。

また、GoogleドライブやGoogleカレンダー、Microsoft teams、Salesforce、そしてTwitterなど多くの他者アプリと連携しており、通知をSlackに一元化することも可能です。

<もっと使いこなすには>
Slackはフリープランの機能が充実していますが、メッセージ履歴を全て閲覧できる「プロプラン」や、高度なセキュリティ対策が備わる「ビジネスプラス」、そして要件が厳しい大企業も活用できる「Enterprise Grid」などがあります。

・Backlog

Backlogは、チームでプロジェクト管理、課題管理、バグ管理、そしてバージョン管理ができる機能を搭載しています。

特に、メンバーやクライアントとプロジェクトの進捗や課題についてコメントし合うことができ、絵文字やスター機能を使って視覚的にコミュニケーションを取ることが可能です。

そのほか、GitやSVNを使ってソースコードを管理できる点や、ガントチャートでプロジェクトの担当者と期限、進捗を見える化できる点が特長です。

Backlogは、コミュニケーションツールとプロジェクト管理を1つのサービスに統一させたい場合に適しています。

<もっと使いこなすには>
Backlogはプランを問わず、30日間無料でお試しすることができます。
小規模チームには「スタンダードプラン」、中規模チームには「プレミアムプラン」、そして大規模チームで活用できる「プラチナプラン」があります。

・チャットワーク

チャットワークも社内外の人とコミュニケーションをとる際に役立つツールです。グループチャット機能のほか、音声通話・ビデオ通話機能も無料で利用できます。
また、タスク管理やファイルの共有、保存機能、そして外部サービスとの連携機能もあります。個人利用や少人数でのチーム利用には、無料プランでも不便しないでしょう。

<もっと使いこなすには>
本格的に業務でチャット機能を使いたい場合には「ビジネスプラン」を、セキュリティ性を高めたい場合には「エンタープライズプラン」が活用できます。

フルリモート開発に役立つファイル管理ツール

フルリモート開発に役立つファイル管理ツール

最後に、リモート開発で欠かせないファイル管理ツールを3つ紹介します。

・Googleドライブ

GoogleドライブはGoogleの無料クラウドストレージサービスなので、ネット接続していればPCやスマホ、タブレットなど、デバイスを問わず即座にデータを共有、閲覧、編集することができます。

また、Microsoftとの互換性もあるため、MicrosoftWordに該当する「Googleドキュメント」、Excelに該当する「Googleスプレッドシート」、そしてPowerPointに該当する「Googleスライド」などをオンライン上で利用できます。

ファイルを共有する際には閲覧制限や二段階認証を設置することができます。ただ、個人アカウントの利用による情報漏えいや、データの共有時の設定を誤って流出してしまう可能性もあるので、個人のセキュリティ意識が求められます。

<もっと使いこなすには>
企業や組織の利用に適しているのが「Google Workspace」です。
メッセージやドキュメント、タスク管理、スケジュールなどをシームレスに利用でき、高度なフィルタ機能も付与されているため、チームでの利用に適しています。

ファイルはチームで所有するものになるため、担当者が退職した場合でもファイルを引き続き共有できます。

・Dropbox

Dropboxは、世界中で使われており、信頼性が高いストレージサービスです。
WindowsやMac、Linuxなど複数のデバイスで同期でき、ZoomやSlack、Microsoft Office、Adobeなど外部アプリとの連携にも優れています。

アクセス制限を細かく設定できてセキュリティ性も高いため、データの復元、流出防止対策も可能です。

海外企業とデータ共有を行う機会が多い場合や、海外在住のエンジニアをメンバーに迎えるときなどに適しています。

<もっと使いこなすには>
Dropboxをよりビジネスユースに適用するには、ユーザーの権限やアクセス制限、データの遠隔削除などを容易に行える「Dropbox business」や、セキュリティ性を維持しながら連携アプリの一元管理も行える「DBX Platform」などが利用できます。

・OneDrive

OneDriveは、Microsoftが提供するストレージサービスなので、Officeアプリケーションとの連携に優れています。Microsoftアカウントを所有していれば誰でも使える点や、モバイル用アプリもあるため、デバイスや場所を問わずアクセスできます。

オフラインで編集した場合でもネット接続した際に自動でアップロード、同期が行われます。Microsoft Officeソフトを広範囲で活用している企業や金融機関、官公庁、そして地方自治体での利用に向いています。

<もっと使いこなすには>
MicrosoftのコミュニケーションツールであるMicrosoft Teamsを使用すれば、コミュニケーションを取りながらOneDriveでスムーズに編集することができます。

また、Microsoft Excelで複雑なマクロやピボットテーブルなどを業務に利用する場合、OneDriveのMicrosoft 365 Business StandardのようなWeb版のMicrosoftアプリを利用できるプランも併せて活用するといいでしょう。

フルリモート開発での注意点と成果を上げるコツ

フルリモート開発での注意点と成果を上げるコツ

最後に、フルリモート開発での注意点や成果を上げるコツについて解説します。

フルリモート開発ではセキュリティ対策の徹底を

クラウド利用を前提とするフルリモート開発では、例えば情報の紛失・盗難のほか、情報漏えい、不正アクセス、ウイルス感染など多くのリスクを秘めています。

セキュリティツールは積極的に導入し、従業員やメンバーのセキュリティ意識を高めるために定期的にセキュリティ研修を設ける工夫が必要です。

フルリモート開発では組織・企業の文化に合わせてアジャイル的に導入を

新しいツールを導入する場合、最初はルールを細かく設定せず、メンバーが使い方を習得することに重点を置いた方が良いでしょう。

その後、チームや職種ごとに適切な使い方やルールについてこまめに共有し、それぞれのメリットとデメリットのすり合わせを行うようにすると円滑に導入が進みます。

アジャイル開発手法のように、何度もトライアンドエラーを繰り返して臨機応変にルールを改善していくとよいでしょう。

まとめ

フルリモート開発に役立つ便利ツールとは? まとめ

フルリモート開発に役立つ便利ツールについてまとめると、ツールを活用することでオフライン以上に積極的なコミュニケーションを取りながら、業務の可視化と効率化が可能になると言えます。

フルリモート開発に役立つツールは、カテゴリごとにまとめると以下になります。

カテゴリツール
プロジェクト管理ツール

・Trello(トレロ)
・Github Projects
・Github Issues

デザインツール

・Figma
・Adobe XD

ソースコード管理ツール

・GitHub
・GitLab

コミュニケーションツール

・Slack
・Backlog
・チャットワーク

ファイル管理ツール

・Googleドライブ
・Dropbox
・OneDrive

フルリモート開発では情報漏えいリスクが高まるため、セキュリティツールの導入とともにメンバーのセキュリティ意識を高める必要があります。

また、初めてのツールを導入する際には、組織や企業の文化に合わせ、実際に利用しながらアジャイル的に最適なルール決めを行っていくというスタンスが適しています。

フルリモート環境で、効率的にツールを導入し、開発を進めたいと思っている企業や組織はぜひ参考にしてみてください。

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