RPAエンジニアとは?人手不足を解消だけではない新たな可能性とは

2022.10.20

RPAエンジニアとは?人手不足を解消だけではない新たな可能性とは

企業の生産性向上とIT人材不足の解消に役立つとして注目されているRPA。

多くの企業で導入が進んでいる一方、中小企業や地方自治体ではスムーズに活用が進まないケースもあるようです。

このページでは、RPAを導入するメリットと導入における課題、そしてRPAエンジニアの役割と将来性について解説します。

RPAの導入メリットと注目される理由

RPAの導入メリットと注目される理由

最初に、RPAの導入メリットについて解説します。

RPAとは

RPA(Robotic Process Automation)とは、ルーティン化していて機械的に処理できる事務作業を自動化するソフトウェアをいいます。

自動化ツールやその概念、技術を指すこともあり、似た意味をもつ言葉に「デジタルレイバー」や「仮想知的労働者」があります。

また、自動化ツールとして比較されるものに、ExcelのマクロやAIがあります。
Excelのマクロは、Microsoftのofficeソフト上での自動化に限られますが、RPAはWebブラウザや基幹システムなど、システムを横断した操作を自動化することができます。

そして、RPAはルールや規則に沿って自動化を行うのに対し、AIは蓄積されたデータを元に、自分で判断し実行することができる点が異なります。

RPAの導入メリット

RPAを導入することで、企業の生産性向上やDXの実現、そしてBCPの観点でメリットがあります。

例えば、請求書の処理やWebサイトからの情報収集、顧客データのチェックといった反復を伴う作業を自動化することで、ヒューマンエラーの防止と生産性向上につながります。

また、人が付加価値の高い業務に専念することができるようになるので、イノベーションを生み出すきっかけが増え、UXの向上にもつながります。

そして災害が多い日本では、人員確保が難しい場合でもRPAによって企業の存続が保たれるといえるでしょう。

RPAが注目される理由

RPAは、人口減少や高齢化に伴う労働力不足の解消や、働き方改革を進める上でも役立つと言われています。

また、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」※1によると、2030年にはIT人材が最大約79万人不足すると予想されているため、RPAでの自動化は有効です。

そして、政府が打ち出している働き方改革※2でも、RPAで業務を自動化することで、従来よりも少ない人数で生産性を高められると推奨されています。

※1 引用元:「IT人材需給に関する調査」経済産業省


※2 引用元:「RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)」総務省

RPA導入の現状と課題

RPA導入の現状と課題

次に、RPA導入の現状と課題について解説します。

RPA導入の現状

総務省の「情報通信白書」※1によると、2017年時点で日本の14.1%の企業がRPA導入済みとし、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討していると回答しています。

そして、地方自治体でも「スマート自治体」実現に向けて導入を進めており、2020年でRPA導入済の団体数は都道府県で74%、指定都市で65%を示しています。※2

行政が抱える課題として、高齢者人口が最大となる2040年頃に経営資源が制約されるという「2040年問題」があり、RPAを活用することで行政サービスの水準を高めることを目指しています。

※1 引用元:「RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)」総務省


※2 引用元:「自治体におけるAI・RPA活用促進」総務省

RPAの導入における課題

総務省の「地方自治体におけるAI・RPAの実証実験・導入状況等調査」※によると、導入において以下の課題が挙げられています。

  1. どのような業務や分野で活用できるかが不明
  2. 導入効果が不明
  3. 参考となる導入事例が少ない
  4. 取り組むための人材がいない、または不足
  5. 何から取り組めばいいのか不明
  6. 取り組むためのコストが高額であり、予算を獲得するのが難しい

そしてこれらの課題は、民間企業、とくに中小企業にも該当すると考えられます。
特にIT人材不足の今、RPA導入に取り組める人材を内製化するのは難しく、RPAツールの導入コストも大きいため、負担は大きいといえるでしょう。

しかし、RPAの導入によって得られるメリットは大きく、企業のDXを推進するためにもRPAの導入は必要不可欠です。

RPAツールの導入には、IT導入補助金ものづくり補助金小規模事業者持続化補助金などが活用できるので、ぜひチェックしてみてください。

※引用元:「地方自治体におけるAI・RPAの実証実験・導入状況等調査」総務省

RPAエンジニアの役割と将来性

RPAエンジニアの役割と将来性

RPAエンジニアは、将来的に導入だけでなく先端技術と合わせた技術の活用が期待されています。

RPAエンジニアの仕事

RPAエンジニアは、RPAの設計から導入、運用保守、サポートまでを担います。

定型的なパターン作業や大量のデータを扱う作業を洗い出し、RPAの適用範囲と内容を決める要件定義を行い、システム構築の方向性が確定した後は動作プロセスのシナリオを作成します。

RPAの導入が完了し、運用開始した後はRPAの操作マニュアルを作成し、現場でスムーズに活用できるようにサポート体制を整えます。

稼働後に不具合や修正が生じ、機能の拡張や大幅な修正が必要になった場合には、シナリオを作成し直して再構築を行うこともあります。

RPA×先端技術の進化に伴い、RPAエンジニアの活躍の幅が広がる

RPAはClass1から3の自動化レベルがあり、AIを組み合わせて進化を続けています。

Class1は単純作業や定型業務の自動化を実現するRPAを指すのに対し、Class2はEPA(Enhanced Process Automation)と呼ばれ、AIと連携して一部の非定型業務の自動化を実現します。

例えば、構造化されていないデータを処理し、ログの解析や販売予測などを行うことが可能です。

そしてClass3はCA(Cognitive Automation)を指し、より高度なAIと連携することで、意思決定までを自動化することができます。

例えば、機械学習を用いた学習機能や認知技術を用いたり、ビッグデータを分析して最適化処理を行ったりすることが可能です。

この進化によって、業種を問わず様々な情報から生産指示や販売予測をすることができ、多方面で活用されるようになります。

将来的には、RPAの導入実績だけでなく、AIやIoT技術のような先端技術の知見も備えたエンジニアが求められるといえるでしょう。

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まとめ

RPAエンジニアとは? まとめ

RPAエンジニアについてまとめると、RPAは生産性向上やDXの実現、BCPの観点で導入メリットが大きく、設計から運用保守までを担うエンジニアは将来性が高いと言えます。

地方自治体を含む多くの企業や団体でRPAの導入が推進されていますが、導入できる人材の不足やコストがかかるといった課題があるのも現状です。

しかし、今後はRPAに自律的機能を組み込んだ「EPA」や「CA」へと進化し、幅広い分野での活用が期待されているため、RPAエンジニアに求められるスキルも高度化しています。

社内にRPAエンジニアを内製化させたい場合や、RPAを戦略的に導入したいと考えている方は、政府の補助金や最適なRPA導入をサポートしてくれる外部機関も活用してみてください。

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