クロスプラットフォームのメリットと主なフレームワークを知る!

2022.11.28

クロスプラットフォームのメリットと主なフレームワークを知る!

IT業界では、システム開発の基本設計をする際に、さまざまな事例を参考にします。

その中で「クロスプラットフォーム開発」という言葉を耳にする機会が増えています。

ここでは、クロスプラットフォームの概要や種類、メリット・デメリットのほか、主なフレームワーク、開発人員確保の方法について解説します。

クロスプラットフォームとは

クロスプラットフォームとは

クロスプラットフォームとは、iOS、Android、Windows、macOSなど異なるプラットフォーム上でも、同じ仕様のアプリケーションを稼働させられるプログラムのことです。

一般的にアプリケーションの基本設計段階では、OSごとに決められたネイティブ言語を使ってコーディングしていきます。

そのためOSごとにソフトウェアを動作させる環境を想定するので、他の環境では稼働しません。 

一方のクロスプラットフォームでは、単一言語でコーディングしたプログラムをOSのネイティブ言語に自動変換してくれるので、さまざまなOSに対応できます。

クロスプラットフォームの種類

クロスプラットフォームの種類

ネイティブ型

ネイティブ型のクロスプラットフォームは、各OSの描画エンジンを利用して画面表示を行うタイプです。

OSごとに備わっているシステムを利用できるので、ネイティブアプリと比較した場合でも高度な操作性と表現力は遜色ありません。

OSへの依存度が高い点がデメリットといえるかもしれませんが、処理スピードが速い点では独自レンダラ型とハイブリッド / Web型より優れているといえるでしょう。

オフライン環境でも使用可能なゲームアプリなどの開発に向いています。

 独自レンダラ型

独自レンダラ型のクロスプラットフォームは、独自のレンダリングエンジンで画面の描画を行います。

OSのレンダリングエンジンやネイティブ型、ハイブリット型と異なり、独自のUIをプラットフォームにある描画エンジンで表示するタイプです。

カスタマイズがしやすく、OSに依存しないクロスプラットフォームを実現するので、UnityやFlutterなどのアプリ開発やゲーム開発向きのプラットフォームといえます。

 ハイブリッド / Web型

ハイブリッド型のクロスプラットフォームは、Webview機能を利用しているので、Web型ともよばれています。

Webview機能とは、アプリ内にSafariやChromeなどのWebページ情報を表示させる機能を指し、OS上の操作でWebページを表示するのでハイブリッド型と名付けられました。

直接OSの機能を使ってクロスプラットフォーム開発をすることはできませんが、Web上の機能であれば、HTMLやCSS、Javascriptなどの言語で開発ができます。

設計時には機能の一部をWebに頼るため、処理速度が遅いのが難点といえるでしょう。

クロスプラットフォームのメリット

クロスプラットフォームのメリット

工数が少ない開発  /  仕様変更が可能

クロスプラットフォームは、iOSとAndroidの両方に対応できるアプリを開発する際に、コーディングが 1 回で済むので工数が減ります。

例をあげると、React NativeやFlutterといったクロスプラットフォームは、ソースコードの共通化を図ることができ、基本的なデータベースへのアクセスや通信処理に関するプログラム、データを動かす部分の共通化が可能になるのです。

開発に加えて、リリース後に発生するバグ対応も1つのソースコードを改修することで終了するケースが増えます。

これにより、SwiftやKotlinといったネイティブ開発言語と比較すると、修復稼働も大幅に減らせるためコストカットに繋がります。

クロスプラットフォームでの開発は、基本設計のタイミングで想定していなかった仕様の追加も工程が少なく済むので大幅な時間短縮になります。

 開発人材の確保が楽になる

クロスプラットフォームは複数の言語を一括で管理することができるので、さまざまな言語での組み立てが不要になります。

複数言語を一元的に管理できるということは、OS のネイティブ言語に依存する必要がないということです。

そのため今までのように、OSやネイティブ開発言語ごとにエンジニアを配置する必要が無くなります。

クロスプラットフォームでの開発を選択することで、言語の選択肢が広がり、エンジニアの採用に多様性が生まれ、エンジニアの確保がしやすくなったといえます。

クロスプラットフォームのデメリット

クロスプラットフォームのデメリット

OS 依存の不具合対応が困難

クロスプラットフォームの大きなデメリットは、OS依存の不具合対応が困難であることです。

クロスプラットフォームでの開発はネイティブ言語に依存しないことがメリットですが、OSごとで発生したエラーについては、そのOS部分に対応したネイティブ言語で処理する必要があります。

また、開発状況によっては管理が難しくなることもあるでしょう。

この場合、基礎設計の段階からマイクロ―サービス化しておき、各機能を切り離せるようにしておくとOSごとの不具合対応や管理がしやすくなります。

 最新OSへの対応が遅くなる場合がある

クロスプラットフォームで開発したアプリは、OSのバージョンアップ時に対応が遅くなる場合があります。

ネイティブ開発言語で開発したアプリの場合はOSに合わせて対応していけますが、クロスプラットフォームを利用する場合は、クロスプラットフォーム自体が最新のOSのバージョンに対応する時間が必要になるケースがあります。

Appleが提供するiOSや、GoogleのAndroidOSは定期的にアップデートが行われていますので、OSやデバイス機器に合わせた最新の機能開発に課題が残ります。

クロスプラットフォームの主なフレームワーク

クロスプラットフォームの主なフレームワーク

クロスプラットフォームのフレームワークを4種類紹介します。

・Flutter

・React Native

・Xamarin

・Unity

Flutter

Flutterは、Googleが作成したオープンソースの独自レンダラ型クロスプラットフォーム用フレームワークです。

Flutterのプログラミング言語は、Googleが独自に開発したDartを採用しており、DartとはJavaScriptの問題点を改善するために2011年に開発されました。

主にAndroidやiOS向けモバイルアプリの開発に利用されていて、サーバーやデスクトップ向けアプリケーションの開発も可能となっています。

Flutterの特徴として、プラットフォームに依存しない共通のUIデザインの作成が容易なので、UIの自由度が高いことがあげられます。

また、処理スピードが速く、ホットリロード機能を搭載していることでプログラムの変更をリアルタイムに反映できるのが大きな特徴です。

しかし、Dart言語の開発者が少ないことがデメリットといえるでしょう。

DartはJavaScript言語の代替を目指して開発されたため、他のプログラミング言語に比べると解説記事や日本語の情報もまだ少ないためです。

 React Native

React Native は、 Meta(旧Facebook)が提供しているモバイル向けのオープンソースのネイティブ型フレームワークです。

元FacebookのJavaScriptライブラリである「React」が基本設計となっており、現在の言語はJavaScriptを使用しています。

Android ・ iOS 向けのネイティブアプリが作成でき、Facebookはもちろん、Instagram や NAVITIME などのアプリが React Native で開発されています。

Xamarin

Xamarin (ザマリン)は、XamarinがMicrosoftに買収されたため、現在はMicrosoftから提供されているネイティブ型のクロスプラットフォームです。

Microsoftが開発した「C#」で、iOS やAndroid 、Windows、さらにVisual Studio for Mac上でXamarinを用いることでMacなどのあらゆるネイティブAPIの処理を書けるようになっています。

 Unity

Unityは、Unity Technologies社が提供する独自レンダラ型のゲーム用プラットフォームです。

プログラミング言語はC# やJavaScriptを用いているため、多様なゲーム機にも対応可能になっており、数多くのゲームが開発されています。

iOSやAndroidなどのスマホアプリはもちろん、Windows、Mac、LinuxなどのOSで利用でき、開発者同士のコミュニケーション環境も充実しているので、Unityでゲーム開発をするケースは多いです。

クロスプラットフォームは開発事例が少ない|人員確保の方法

クロスプラットフォームは開発事例が少ない|人員確保の方法

日本ではクロスプラットフォームの浸透率が低く、開発事例がとても少ないのが現状です。

そのため、クロスプラットフォームに関わっているITエンジニアの数も少なく、基本設計のタイミングでクロスプラットフォームを提案すること自体が難しくなっているのかもしれません。

ITエンジニアは、プログラム言語や新たなIT情報を調べる際にネット検索をしますが、クロスプラットフォーム開発は日本での事例が少なく、日本語でヒットしないためにハードルが高いと思われているのでしょう。

 クロスプラットフォーム開発人員確保の方法

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まとめ

クロスプラットフォームのメリットと主なフレームワークを知る! まとめ

クロスプラットフォームは工数や費用の削減につながることから、今後、アプリケーション開発の主流となっていくことが予想されます。

異なるプラットフォーム上で、同じ仕様のアプリケーションを動かせるクロスプラットフォームは

ネイティブ型、独自レンダラ型、ハイブリッド / Web型に分類され、FlutterReact 、Native、Xamarin、Unityといったフレームワークがあります。

それぞれ特徴があるので、適したタイプを採用してください。

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