スクラム開発とは?メリットとデメリット、進め方を知って開発効率を高める!

2022.11.08

スクラム開発とは?メリットとデメリット、進め方を知って開発効率を高める!

システム開発には、開発の目的や案件に応じて様々な手法が使用されます。
アジャイル開発の1つとして扱われる「スクラム開発」は、どのような特徴があるのでしょうか。

このページでは、スクラム開発の特徴と進め方、そしてメリット・デメリットを解説します。

スクラム開発とは

スクラム開発とは

まずは、スクラム開発とアジャイル開発との関係性を確認しながら、特徴と向いている案件について解説します。

アジャイル開発とは

日本語で「俊敏、素早い」という意味をもつアジャイル開発は、計画からリリースまでの工程を短期間で繰り返し、迅速に良質なプロダクトを開発する手法です。

ユーザーのニーズが不確実で技術の進歩も早い今、変化に柔軟に対応できるアジャイル開発が主流になると予想されています。

スクラム開発の特徴

そのアジャイル開発の代表的な手法の一つに、「スクラム開発」があります。

スクラム開発とは、ラグビーのスクラムのようにコミュニケーションを大事にしながら、チームが一丸となって開発を行う特徴があります。

「スクラムガイド」というルールがあり、「5つのイベント」と「スクラムチーム」、そして「3つの作成物」などの最低限のルールセットで構成されています。

スクラム開発では、チーム内で具体的な開発手順や優先順位を決めてタスクを振り分け、スプリントという短い期間で開発を進めていきます。

スクラム開発はこんな案件に向く

スクラム開発は、Webサイトやアプリケーション、モバイルアプリのゲーム開発などに適しています。

これらのサービスは、細部の要件が定まっていないことも多く、仕様が変化することも多いため、変化に柔軟に対応できるスクラム開発が適しています。

一方で、更新が少なく納期や予算を明確に定めたい案件は、ウォーターフォール型開発が適しています。

スクラム開発のメリットとデメリット

スクラム開発のメリットとデメリット

次に、スクラム開発のメリットとデメリットについて解説します。

スクラム開発のメリット

スクラム開発では、短期間で開発工程を繰り返し、その都度フィードバックを得ながら修正、改善を重ねるため、顧客との認識のズレをなくし、仕様変更に柔軟に対応することができます。

また、メンバーそれぞれにタスクを振り分けて同時進行で進めていくため、指示待ちの姿勢をなくし、個々のスキルを有効に活用しながら効率的に開発を進められます。

そして短いスパンで作業の確認や振り返りを行うため、メンバーが責任感をもって取り組み、課題が生じてもすぐに解決させることができます。

さらに、迅速に進めるために属人的な作業を削減し、最新技術や自動化技術を積極的に導入できるため、エンジニアの経験値向上につながります。

スクラム開発のデメリット

スクラムチームは少数精鋭で構成されるため、スキルの高いエンジニアが必要になりますが、IT人材不足が深刻な今では、必要な人材が集まりにくい懸念があります。

業務委託やSESを活用しつつ、企業が働き方改革も推進しながら優秀な人材を内製化できるように取り組む必要があります。

また、スクラム開発では仕様の変更や修正に柔軟であるがゆえに、プロジェクトの範囲が肥大化しやすく、予算やリソースを圧迫する恐れがあります。

スクラム開発の進め方と必要な人材

スクラム開発の進め方と必要な人材

最後に、スクラム開発の進め方と必要な人材、そして重要なポイントについて解説します。

スクラム開発の進め方

スクラム開発は、5つのイベント(工程)と3つの作成物を作ることをルールとしています。

<5つのイベント>
STEP1:プロダクトバックログの作成
STEP2:スプリントプランニングミーティング
STEP3:デイリースクラム
STEP4:スプリントレビュー
STEP5:スプリントレトロスペクティブ
<3つの作成物>
プロダクトバックログ
スプリントバックログ
インクリメント

「プロダクトバックログ」とは、プロダクトを開発する上で必要な機能や実現したい事柄などを抽出し、優先度の高い順にリスト化したものです。内容は常に更新され、項目は追加・削除されることもあります。

次の「スプリントプランニングミーティング」では、プロダクトバックログを実際に開発するために落とし込み、作業の工程やスケジュールを計画し、メンバーにタスクを振り分けていきます。

開発が開始されると、毎日同じ時間に「デイリースクラム」というミーティングを行い、全員で業務の進捗報告や課題の共有などを行います。

そして、プロダクトバックログのもとに作成したものを「インクリメント」といい、それに対して顧客からフィードバックを得て修正していく「スプリントレビュー」を行います。

そして最後に、「スプリントレトロスペクティブ」で完成したプロダクトの改善点を探し、最終調整をして完成させます。

スクラムチームを構成する人材

スクラム開発は、プロダクトオーナー(PO)、スクラムマスター(SM)、ステークホルダー、そして開発エンジニアで構成されます。

プロダクトオーナーはプロジェクトの責任者を指し、スクラムマスターは、チーム内のトラブル対処やスケジュール管理、品質管理などを行ってプロジェクトを総合的に管理します。

また、プロジェクトを依頼している顧客のことをステークホルダーといい、開発そのものには関与しないものの、プロダクトに対して修正依頼を行います。

そして実際に開発を行うのが開発エンジニアであり、目的に応じてシステムエンジニアやデザイナーが選定されます。

スクラム開発を進める上で重要なこと

スクラム開発には「透明性」「調査」「適用」の3つのポイントがあります。

ここでいう透明性とは、プロジェクトが目指すゴールやビジョン、顧客の要件が透明度100%であることをいい、作成したプロダクトがそれを満たしているか調査を行います。調査をした結果、目標とズレがある場合には、目標に合わせて適用させます。

スクラム開発では、工程ごとにチームを構成するのではなく、チーム内で全てを完結させる機能横断的なチームのため、個人が複数の開発スキルを保有することが求められます。

また、開発チームは外部から開発の進め方を指示されることはなく、主体的に作業を進めて自己組織化することで、継続的にチームの能力を底上げさせることができます。

スクラム開発は、リモートワーク環境でも有効な手法です。
オンライン会議やチャットを活用して積極的にコミュニケーションを取り、アイデアはオンラインホワイトボードなどで共有することにより、有意義な開発が行えるでしょう。

まとめ

スクラム開発とは?メリットとデメリット、進め方を知って開発効率を高める! まとめ

スクラム開発についてまとめると、アジャイル開発の一つでチーム間のコミュニケーションを重視した手法であり、変化に迅速かつ柔軟に対応する必要のある案件に向いているといえます。

スクラム開発は短期間のスプリントで開発を繰り返し修正を重ねていくため、ユーザーのニーズに柔軟に対応できるメリットがあります。

また、メンバーの責任意識を高めスキルを有効に活用しながら開発を進めていける特長もあります。

一方で、メンバーに求められるスキルレベルは高いため、必要な人材が集まりにくいことや、何度も修正を重ねることで予算やリソースを圧迫してしまうデメリットもあります。

スクラム開発は5つのイベントと3つの作成物を作るというルールがあり、チームはPOやSM、ステークホルダー、そしてエンジニアで構成されます。

スクラム開発を進めるうえでは、透明性、調査、適用の3つのポイントを押さえ、機能横断的でかつ自己組織化しているチームを目指すことが重要です。

迅速かつ柔軟に顧客の要望に対応する必要がある案件を開発する際には、ぜひスクラム開発の導入を検討してみてください。

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