GitHub Copilot Xとはー次世代AIを活用して開発サイクルを最適化する!

2023.06.05

GitHub Copilot Xとはー次世代AIを活用して開発サイクルを最適化する!

23年3月23日、コーディングを効率化させるツールとして活用されている「GitHub Copilot」の進化版「GitHub Copilot X」がリリースされました。

このページでは、GitHub Copilot Xの概要とGitHub Copilotとの違いや機能、そして使いこなすポイントについて解説します。

GitHub Copilot Xの概要

GitHub Copilot Xの概要

まずは、GitHub Copilot Xの概要について解説します。

GitHub Copilot Xとは

GitHub Copilot Xは、21年6月にリリースされたGitHub CopilotにOpenAIの言語モデルGPT-4を採用してチャット機能を組み込んだ、次世代のコーディング支援機能です。

現在はテクニカルレビューの実験段階であり、利用するにはウェイティングリストに登録する必要があります。

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コードの生成・変換に特化したGitHub Copilot

GitHub Copilotとは、GitHubとOpenAIが共同で開発したコーディング支援機能です。AI技術によってコメントや関数の特徴から文脈を読み取り、エンジニアが書こうとするコードを予測し、代わりに実装します。

機長が副操縦士(Co-pilot)の操縦をチェックして訂正するように、エンジニアはGitHub Copilotが書いたコードを確認し、必要に応じて手直しを加えるだけで実装が完了します。

GitHub Nextが目指すもの

開発サイクル全体をAIによって効率化させ、次世代の開発エクスペリエンスを実現するGitHubによるプロジェクトを「GitHub Next」と言います。

例えば、ドキュメントを読むところからコーディング、テスト、プルリクエストの提出といったソフトウェア開発の工程のうち、定型的なタスクはできるだけ自動化し、複雑な作業はAIによって簡易化させます。

このようにGitHub Nextは、AIによって開発工程を効率化させ、人は自身の創造性を活かして新たなイノベーションを生む作業に専念できる環境の構築を目指しています。

GitHub Copilot Xができることと機能

GitHub Copilot Xができることと機能

次に、GitHub Copilot Xの役割と機能について解説します。

GitHub Copilot Xができること

GitHub Copilot Xは、開発において次のシーンで役立ちます。

コードやフレームワークの自動補完と変換

GitHub Copilot Xは、エンジニアが入力したコードに関連するコードを自動的に補完する機能や、PythonやJavaScript、Rubyといった様々なプログラミング言語に変換する機能があります。

この機能を利用することで、例えばリモートワークですぐにサポートを受けられる環境にいなくても、エンジニアはGitHub Copilot Xが作成したコードを見ながら、新しい言語やフレームワークを習得していくことができます。

エラー修正や最適なコードの提案、ドキュメント作成

GitHub Copilot Xは、エンジニアが書いたコードのエラーやバグを検出し修正や最適化を行うことで、デバッグ作業を迅速化・効率化します。そして、コードに関するドキュメントも自動で作成するので、エンジニアはドキュメント作成をする手間が省けます。

さらに、GitHub Copilot Xはエンジニアのコードの傾向やフィードバックを学習する能力があるため、利用する度にAIペアプログラマーとして精度を高めることができます。

GitHub Copilot Xの機能

GitHub Copilot Xの機能を、いくつか紹介します。

・GitHub Copilot Chat・GitHub Copilot Voice

「GitHub Copilot Chat」は、OpenAIが開発したChatGPTやMicrosoftのBingをベースにIDEやコードエディタと連携し、開発における疑問点や改善点をチャットで回答する機能です。

主に、Webやアプリケーションの開発に活用されるIDEの「Visual Studio」と、プログラミングエディタ「Visual Studio Code(VSCode)」向けに提供されます。

そして、各ブロックでエンジニアが入力したコードや発生したエラーを詳しく分析し、ユニットテストの作成やバグに対する修正案も掲示します。

また、音声認識機能を搭載した「GitHub Copilot Voice」は、口頭でプロンプトを与えるとそれに従ってコーディングを行う機能であり、エンジニアはタイピングをせずに実装を行うことができるようになると期待されています。

・GitHub Copilot for Docs

開発の現場において、ドキュメントの作成やバージョン管理、そして複数のサイトに分散したドキュメントの統合作業は、非常に労力がかかります。

「GitHub Copilot for Docs」はそれらの作業を自動で行う機能のため、エンジニアは要件定義書や仕様書といったドキュメントを、膨大な資料の中から探し出す手間なく利用することができます。

現時点(23年5月)では実験段階のため、ドキュメントのサポートはGitHubやAzureなどに限られます。

・GitHub Copilot for CLI(Command line interface)

開発においてエンジニアの負担になる作業の一つに、コマンドラインにおける構文の扱いです。GitHub Copilot for CLIは、そういったコマンドラインの扱いを自然言語で支援したり補完したりする機能です。

GitHub Copilot for CLIにテキストチャットで要望を伝えるとコマンドの構文候補を掲示してくれるため、業務の大幅な効率化が実現します。

・Copilot for PRs(Copilot for Pull Requests)

チーム開発では、ソースコードの変更や機能の追加・改修を共有するためのプルリクエストが必須です。Copilot for PRsはプルリクエストだけでなく、十分なテストを行っていないときに自動で警告を出す機能も備えています。

エンジニアは、Copilot for PRsの提案や通知をチェックし、必要に応じて修正を加えるだけでプルリクエストが完了するため、手間のかかる説明文の作成やタグ付け作業が不要になります。

GitHub Copilot Xを使いこなすために

GitHub Copilot Xを使いこなすために

GitHub Copilot Xは、実験段階の機能が多く実用段階になるのはまだ先と言えます。しかし、事前にGitHub CopilotやチャットAIの活用に慣れておくと、実用段階に進んだときに役立つでしょう。

ChatGPTで生成型AIの使用に慣れよう

生成型AIとしてIT業界以外でも活用が進むChatGPTですが、優秀なアシスタントとして使いこなすには工夫が必要です。

例えば、ChatGPTに宣伝コピーの作成を依頼したい場合、次のように前提条件を掲示しておくと良いでしょう。

「広告ライターとして美容液を販売したい。特に40代女性が買いたくなるように、できるだけ成分の説明をわかりやすく簡潔にし、魅力的な宣伝コピーを作成して」などと職業やターゲット、そして目的を掲示するとより精度の高い回答が得られます。

これは、GitHub Copilotも同様です。GitHub Copilotから良いサジェストを得るには、コードの文脈を伝え、ロジックに沿った一般的な技術用語を使ってコメントすることが重要です。

これらのツールを使いこなすコツを把握しておくことで、GitHub Copilot Xを利用するときに役立つでしょう。

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GitHub Copilot Xの利用における注意点

GitHub Copilotは、GitHub上にある膨大なオープンソースコードを学習してサジェストを行っています。そのため、時には古いスタイルのコードや非推奨となったものを提案してしまうことがあります。

ChatGPTの正確性を疑問視する声があるように、GitHub Copilot Xも最終的には人間が確認し、時には修正を加える必要があると言えます。

また、GitHub Copilot Xは開発サイクル全体の効率化が期待できる分、扱う情報の管理やセキュリティ対策は徹底しておく必要があります。利用拡大に伴い、エンジニアそれぞれのセキュリティリテラシーを高め、適切なルールの整備を行いましょう。

まとめ

GitHub Copilot Xとはー次世代AIを活用して開発サイクルを最適化する! まとめ

GitHub Copilot Xについてまとめると、コードの生成・変換に特化したGitHub CopilotにGPT-4を採用し、チャット機能を組み込んだ次世代のコーディング支援機能と言えます。

GitHub Copilotは、GitHubとOpenAIが共同で開発したコーディング支援機能であり、AI技術によって実装作業を効率化させるものとして活用されています。

そして、AI技術によって開発サイクルを効率化させるプロジェクトを「GitHub Next」と言い、定型的な業務を自動化することで人間がイノベーティブな業務に集中できる環境作りを目指しています。

GitHub Copilot Xは、コードやフレームワークの自動補完と変換、エラー修正や最適なコードの提案、そしてドキュメント作成を行います。

具体的には、主に次のような機能があります。

・GitHub Copilot Chat・GitHub Copilot Voice
・GitHub Copilot for Docs
・GitHub Copilot for CLI
・Copilot for PRs

GitHub Copilot Xはまだ実用段階ではありませんが、前もってGitHub Copilotや生成型AIの利用に慣れておくと、実用レベルになったときに役立つでしょう。

また、GitHub Copilot XはGitHub上にある膨大なオープンソースコードを学習しサジェストを行うため、最終的には人間がコードの正確性を確認する必要があります。そして、GitHub Copilot Xで扱う情報の管理やセキュリティ対策も徹底しておくことで、情報漏えいのリスクを減らせます。

GitHub Copilot Xは、今後エンジニアの業務効率化に欠かせないツールとして活用が進むと予想できます。ぜひ、自社でも積極的な活用を検討してみてください。

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