GitLabとは?GitHubとの違いと機能、運用のコツを把握してDevOpsを実現する

2023.01.11

GitLabとは?GitHubとの違いと機能、運用のコツを把握してDevOpsを実現する

Gitのリポジトリ機能として圧倒的に利用者が多いGitHub。一方で、DevOpsで開発を進める組織や、エンジニアのユーザーに注目を集めているサービスに「GitLab」があります。

このページでは、GitLabについて概要とGitHubとの違い、そしてDevOpsと相性が良い理由を解説します。また、GitLabの機能や効率的に活用する方法についても紹介します。

GitLab(ギットラボ)とは

GitLab(ギットラボ)とは

まずは、GitLabの概要とGitHubとの違い、そしてDevOpsとの関係性について解説します。

GitLabとは

まずGitとは、コーディングの修正や変更履歴を管理する分散型バージョン管理システムのことを言います。

そしてGitLabとは、Gitリポジトリ機能のほか、開発の課題管理やバージョン管理、コードレビュー、CI/CD、そしてモニタリングを1つのアプリケーションで行うことができるオープンソースソフトウェアを指します。

GitLabとGitHubの違い

GitLabはGitHubをもとに開発されたサービスのため、共通する機能が多いのが特徴です。ユーザーにとってどのような点が異なるのかを解説します。

GitHubとは
GitHubは、Gitを保存するスペース「リポジトリ」をまとめてクラウド上で利用できるようにした、リモートリポジトリのことを言います。2018年にMicrosoft社に買収されたことで、商用のオープンソースになりました。

クラウド上で運営できるため、利用するためにサーバーを構築する必要がありません。また、オープンソースのため多くの機能を無料で利用することができ、複数のメンバーで効率的に、かつ迅速に開発を進めることができます。

GitLabとGitHubの異なる点
GitLabは、無料で企業内のシステムや個人のサーバー内にGitを構築することができるので、セキュリティ面を重視する組織やエンジニアに多く利用されています。

また、GitLabには、GitHubより開発に役立つ機能が充実しています。
例えば、GitHubではCI/CDを用いる場合、JenkinsやCircleCIといったサードパーティープログラムを自分で統合する必要がありますが、GitLabには既にサービスに組み込まれています。

また、コンテナ型仮想化技術である、Dockerのような様々な開発ツールとスムーズに連携できる点も特徴です。

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DevOpsにGitLabが最適な理由

GitLabは、DevOpsで開発を進める組織に最適なツールと言えます。

DevOpsとはソフトウェア開発手法のひとつであり、開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が協力しながらシステムを開発・運用していくことを指します。

DevOpsでは、手動で行われていたテスト・ビルド・リリース作業を自動化し、システムの安定性と信頼性を高めること、そして開発と運用それぞれのシステムを連携させて迅速に開発を進めていくことを重視しています。

それを実現するためには、ビルド&デプロイを自動化するCI/CDやテストを行うツールを使うことになるため、開発工程が複雑になります。さらに、開発・運用チームで異なるツールを使用している場合は、管理業務に多くのリソースを割くことになるでしょう。

GitLabを使うことで、それらの多様なツールを一元管理し運用状況を可視化できるので、DevOpsのサイクルを円滑に進めることができます。

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GitLabの機能でできること

GitLabの機能でできること

次に、GitLabで提供されている機能をカテゴリごとに解説します。

GitLabのプロジェクト・ソースコード管理機能

GitLabには、複数のメンバーで開発を進めるときに役立つ機能があります。
例えば、「Issue Board」では開発のテーマとワークフローを計画・整理し、進捗を可視化できるプロジェクト管理機能があります。

優先度が高いものへのラベル付けやTO-DOリストの作成を行うことができ、何が課題なのかを明確にできるため、トラブル時にすぐに対処できます。

また、開発メンバーそれぞれが変更したソースコードは全てGitでバージョン管理されるため、進捗状況を把握し、必要に応じてマージリクエスト機能を活用することもできます。

GitLabのCI/CD機能

GitLabには「GitLab CI/CD」機能があるため、サードパーティーからCI/CDツールを導入する手間を省くことができます。

そしてこの機能には、ビルドからテスト、リリース、デプロイまでのワークフローを継続的に行うパイプラインが備わっており、マージ作業を行うたび自動で実行できます。

そのため、誰かがコードに変更を加えたときや、編集したファイルをコミットする際に問題があれば、すぐに発見することができます。

GitLabのセキュリティ機能

GitLabの開発ライフサイクルには、セキュリティ機能も含まれています。
例えば、静的アプリケーションテスト(SAST)ではソースコードをスキャンして潜在的に脆弱性が含まれているかを解析します。

また、動的アプリケーションセキュリティテスト(DAST)では、実行中のWebアプリケーションの脆弱性を追跡します。そのほか、Dockerイメージに脆弱性が含まれていないかをチェックするコンテナスキャニングやファズテスト、依存関係スキャニング、そしてライセンスプライアンスなどがあります。

他にも、GitLabにはチームでプロジェクトを進める際に必要なチャット機能「GitLab Mattermost」や認証連携機能、フック機能などがあり、それぞれ他のツールとの連携も可能です。

GitLabを効率的に運用するコツ

GitLabを効率的に運用するコツ

GitLabは、AWSなどのクラウド環境に構築することができるほか、よりセキュリティ性を高めたい場合には、有料版も利用できます。

GitLabの3つの料金プランを使い分けよう

GitLabには3つの料金プランがあります。

  • 「GitLab CE」Freeプラン
  • 様々なサポートが追加できる「GitLab EE」Premiumプラン
  • よりセキュリティ性を高める「GitLab EE」Ultimateプラン

Premiumプランでは、例えばソースコード管理分野では、高度なマージリクエストを運用するためのルール設定機能を、プロジェクト管理分野ではガントチャートで視覚化されたロードマップでスケジュールを管理できる機能などがプラスされます。複数のチームで利用する場合に適しています。

そしてUltimateプランでは、複数の機能で実行中のアプリケーションの脆弱性を自動で検出することができるといった具合にセキュリティ面を強化できます。開発対象に機密情報が含まれる場合や、膨大な個人情報を扱う企業に向いています。

GitLabをオンプレミス・クラウドで利用する

GitLabには、次の2つの利用方法があります。

  • 自社のサーバーに構築する「Self-Managed版」
  • クラウド環境に構築する「SaaS版(GitLab.com)」

「Self-Managed版」は、自分で構築する手間がありますが、クローズドな環境でGitLabを利用したい場合に向いています。一方で、GitLabをクラウド環境に構築する「SaaS版(GitLab.com)」は、CI/CDを含むホスティングサービスを手軽に利用したい企業や個人に適しています。

「Self-Managed版」は、自社業務の全てをカバーする専用のGitLabを構築できる一方で、GitLabに全ての業務を依存してしまうというリスクも秘めています。
日々のメンテナンスを徹底し、迅速に障害対応ができるインフラエンジニアを常駐しておいた方がいいでしょう。

また、GitLabにはセキュリティ機能を含む新しい機能が随時追加されているため、常に最新情報をチェックし、こまめにバージョンアップを行う必要があります。

まとめ

GitLabとは?GitHubとの違いと機能、運用のコツを把握してDevOpsを実現する

GitLabについてまとめると、Gitのリポジトリ機能であり、課題管理やバージョン管理、コードレビュー、そしてCI/CDを1つのアプリケーションで行うことができるオープンソースソフトウェアと言えます。

GitHubと共通する機能が多くありますが、GitHubはクラウド上で利用できるリモートリポジトリを指し、GitLabは自社や個人のサーバーにGitを構築できる特徴があります。

DevOpsは、開発チームと運用チームが協力して開発を進める体制を指し、GitLabを使うことで多様なツールを一元管理することができるため、開発を効率化できます。

GitLabには、プロジェクト・ソースコード管理機能やCI/CD機能、セキュリティ機能、そしてチャット機能などチーム開発に必要な機能が多く備わっています。
特に、サードパーティーからCI/CD機能を導入する必要が無い点は、大きな特徴と言えます。

GitLabには、無料で使えるGitLab CEのほか、様々なサポートを追加できるGitLab EEのPremiumプランとセキュリティ性を高めたUltimateプランがあります。

複数のチームで利用する場合や、強固なセキュリティ対策が必要な企業は、GitLab EEも検討してみてください。

また、GitLubはオンプレミスで利用するSelf-Managed版とクラウド環境に構築するSaaS版(GitLab.com)があります。自社のリソースやチーム体制、要望に応じて適切な方を選んでみてください。

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