EC開発は外注が最適!6つの種類と外注するメリットデメリット、フローを知ろう

2022.12.28

EC開発は外注が最適!6つの種類と外注するメリットデメリット、フローを知ろう

インターネットの進化やスマートフォンの普及、SNSの活用によりインターネット上で自社の製品を販売するECサイトを開発する企業が増えています。

この記事では、ECサイトを開発する方法の種類と、開発を外注する場合のメリット・デメリット、そして外注のフローについて解説します。

ECサイト開発方法の種類とそれぞれの特徴

ECサイト開発方法の種類とそれぞれの特徴

まずは、ECサイトを開発する方法の種類とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

ECサイト開発方法1:ASP型

ASPとはApplication Service Providerの略であり、EC開発に必要な機能を、一式標準装備しているクラウド型のサービスを指します。
代表的なものに、BASEやSTORESが挙げられます。

メリット
ASP型は無料で利用できるものも多く、初期コストをかけずに迅速にECサイトを構築することができます。また、顧客情報を自社に残すことができるため、ユーザーの利用状況や傾向を把握することも可能です。

また、システムの運用やメンテナンス、バージョンアップはベンダーが行うため、常に最新のシステムを利用できる点もメリットです。

デメリット
初期コストが低く済みますが販売・決済手数料がかかるため、売上が伸びるほど手数料が高くなります。

また、機能は標準装備されたものを利用するため、自社に合わせて個別にカスタマイズすることはできません。自社の基幹システムや物流システムとECサイトを連携させることも難しい場合が多いでしょう。

ASP型は、初めてECサイトを出店する場合や、迅速にサイトを構築したい場合に適しています。ベンダーによっては有料の機能を追加することで理想のECサイトに近づけることができるため、有料プランにはどんなものがあるか確認してみてください。

ECサイト開発方法2:クラウドEC

クラウドECは、ECサイトの構築から運用まで行えるクラウドシステムをレンタルするものです。ASPと似ていますがASPと違い、自社に合わせたカスタマイズやシステムとの連携が可能です。
代表的なものに、ebisumartやメルカート、MakeShopエンタープライズがあります。

メリット
クラウドECでは、自社に合わせたカスタマイズや連携機能を搭載したECサイトを迅速に構築できる点がメリットです。

システムのメンテナンスやセキュリティ対策もベンダーが行うため、手間をかけずに最新の状態を維持できます。

また、クラウド上のシステムを利用するため急なサーバー数の増減にも対応しやすく、システムの安定性も高いと言えるでしょう。

デメリット
ASP型と比べて初期費用や月額のコストがかさむ点がデメリットと言えます(ebisumartで初期費用300万~、月額20万~)。また、サイトのソースコードが開示されないため、自社で保守管理を行ったりソースコードを把握したりすることができません。

将来的にクラウドECではなく、自社でサイト構築をできるようにしたいと考えている場合はフルスクラッチに移行した方がよいかもしれません。

ただ、既に他の方法でECサイトを開発して一定金額以上の売上があり、自社のサービスに合わせてさらに機能を充実させたい場合は検討してみるとよいでしょう。

ECサイト開発方法3:オープンソース型 

EC開発に必要なプログラムコードがネット上に無償公開されているソフトウェアを、オープンソースと言います。
代表的なものに、WordPressやEC-CUBEがあります。

メリット
コードが既に公開されているため、工数を抑えて短期間で開発を行うことができます。また、ライセンス費用をかけずにデザインや機能のカスタマイズをすることができる点もメリットと言えます。

自社でオープンソースを用いる場合は、HTMLやCSS、Java、PHPなどを扱えるエンジニアがいれば、高いコストをかけずに自社サービスに合わせたカスタマイズが可能になる点もメリットです。

デメリット
オープンソースは無料で利用できる反面、運営元の規約に従う必要があり、違反すると公開できなくなるといった罰則を受けることがあります。

また、利用マニュアルは掲載されていますが、基本的に運営元のサポートは受けられないため、不明点やバグが生じたときには自力で解決する必要があります。

そして、プログラムが公開されているためセキュリティ面が脆弱なため、自社にセキュリティ管理やサイトの運営スキルを保有するエンジニアがいる場合に適しています。

ECサイト開発方法4:パッケージ型

パッケージ型は、ECサイトの運営に必要な機能をパッケージングしている有償のソフトウェアを指し、自社のシステムにインストールして開発を行います。
代表的なものに、ecbeingやw2 Commerce Value5などがあります。

メリット
パッケージ型は、EC開発に必要な機能を標準装備しており、かつ自由に機能のカスタマイズができるため、独自性のある理想のECサイトを開発することができます。

また、プログラムコードが非公開でセキュリティ性が高い点や、導入事例が多く様々な開発事例を参考にできる点がメリットと言えます。

デメリット
パッケージ型はASP型と比べて初期費用がかさみ、最低契約期間にも制約がある場合も多いでしょう(ecbeingで初期費用49万~、最低2年~契約)。

また、サイトが陳腐化するのを防ぐため、中長期的にかかるメンテナンスコストがかさむ点がデメリットと言えます。

そのため、コストを回収できるほど収益を見込める開発であることや、年商が1億円を超えるような大規模システムの開発に向いています。

ECサイト開発方法5:フルスクラッチ型

フルスクラッチ型は、ソフトウェアベンダーを利用せず、自社でゼロからECシステムの開発を行う手法です。大規模な開発になるため、個別のECサイトというよりECサイトのプラットフォームの開発に用いられることが多いでしょう。
ZOZOTOWNやヨドバシカメラのような自社のECプラットフォームを開発している事例が代表的です。

メリット
ASP型やパッケージ型に標準装備されている基本機能ではカバーしきれない特殊の商品を扱う場合に向いています。例えば、農業用品の専門販売サイトや、幅広いブランドを網羅したファッションサイトなどです。

フルスクラッチ型であれば、全ての機能やデザインを自由に決めることができるため、ユーザーが利用しやすい理想のECサイトを作ることができます。

デメリット
全ての機能を自由に構築できる分、それだけ高度な開発スキルと開発費用が必要になります。また、自社でマーケティングをしてユーザーの反応を見ながらアップデートを重ね、セキュリティ対策も徹底する必要があります。

フルスクラッチ型は、大規模な開発をするリソースとコストがあり、EC開発のノウハウを有している場合に適しています。

ECサイト開発方法6:モール型

モール型は、Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなど既存のECプラットフォームに出店する方法です。

メリット
ユーザーが多いECプラットフォームを活用することで、その集客力を活用して早く成果を出すことができます。

また、専門的な開発スキルが無くても出店することができ、トラブルがあったときもモールのサポートを受けることができる点がメリットと言えます。

デメリット
自社でECサイトを開発する費用が抑えられる一方、モールへの出店料やテナント料、決済時の手数料など、様々なロイヤリティを支払う必要があります。

また、同じサイト上に競合他社が多く存在するため、価格競争が激しくショップブランディングが難しい傾向があるでしょう。

そして顧客情報はモールの所有物となるため、自社にユーザー情報を蓄積することが難しい点もデメリットと言えます。

効率的にブランディングと集客を実現するには、モール型で出店しながら同時に自社でもECサイトを開発するのがおすすめです。

EC開発の外注は得?メリットとデメリット

EC開発の外注は得?メリットとデメリット

自社のEC開発に必要なリソースとエンジニアが不足している場合は、業務委託を活用しましょう。

EC開発を外注するメリット

EC開発を外注することで、次のメリットがあります。

業務負担を削減し、コア業務に集中できる
ECサイトを開発するには、システムの要件定義から設計、構築、そして運用保守という工程がかかります。さらにサイト開設後も定期的に最新の状態にアップデートし続ける必要があります。

また、運営にあたって商品の撮影や文言、受発注の管理、問い合わせ対応など日常的に生じる業務をこなしていくには膨大なリソースがかかります。

こういった業務の開発・運用業務はノウハウを有する企業に外注し、自社では新規商品の企画や既存商品の改良などに集中した方が効率的と言えます。

ハイクオリティなサイトの構築と専門的な分析に基づいた運用が可能
ECサイトの開発には、実装スキルだけでなく機能性に優れたサイトになるようなデザインスキルやセンスも求められます。
またサイトオープン後も、マーケティングや業界知識を元に定期的なアップデートが必要になります。

ECサイトの開発と運営の経験が豊富な企業に外注することで、迅速にハイクオリティなECサイトを作り、効率的に運用することができます。

EC開発を外注するデメリット

次に、EC開発を外注することのデメリットを解説します。

運用コストが高くなる可能性がある
ECサイトのコンサルティングやサイト運営の部分から開発を外注すると、サイトの品質が高まる一方でコストは割高になります。

特に、サーバーの利用代と開発、運営費用、受発注管理などをそれぞれ異なる企業に外注してしまうとかなりのコストがかかるため、計画的に見積もる必要があります。

EC開発のノウハウを蓄積できない
EC業界を含むWeb業界は技術や市場の変化が早く、制作会社はそれを敏感にキャッチアップしています。開発を外注することで、そういった業務にリソースをかける手間が省ける分、自社にはノウハウが蓄積されません。

ECサイトの規模が大きくなり、自社に専門部署を設けたいと思ったときに不便を感じるかもしれません。

EC開発を外注する場合の開発フロー

EC開発を外注する場合の開発フロー

最後に、EC開発をプロに外注する場合、どのような手順で進めていくのかを解説します。

1.EC開発企業を選ぶ

まずは、外注先を選定します。
自社と同じ業界のECサイトを開発した実績が多い企業を選ぶと、必要な機能やプラスαで装備した方がよい機能などの提案をしてくれます。

また、こまめに進捗状況を共有して意識のすり合わせを行ってくれることや運用後のサポート体制が充実していること、そしてセキュリティ対策に対する意識が高いことを基準に選ぶと良いでしょう。

2.要件定義・依頼

開発を外注する前に、社内で開発したいECサイトの条件や仕様について言語化しておきます。まずはサイトに必要な機能を挙げていき、さらに「ECサイトで販売に関わるコストを削減したい」といった自社で実現したいことを列挙していきます。

実際に開発企業に依頼を行う際には、RFPと呼ばれる「提案依頼書」を作成すると良いでしょう。RFPにはサイトの概要のほか、開発にかけられる予算や納期、デザイン案や契約事項などを記載します。これを作成することで、社内でも依頼内容を整理することができます。

3.基本設計

要件定義で決まった内容をもとに、ECサイトに必要な機能やレイアウト、デザインを固めていきます。この段階まで発注者が主導となり、開発企業とともに設計をしていくことになります。

4.開発

開発企業が、基本設計をもとに詳細設計からコーディングとテスト(単体、結合、総合、受入テスト)を行っていきます。
仕上げの段階に入る総合テストからは発注者も同席し、サイトの機能やUIのチェックを行います。

5.サイトオープン~運用保守

ECサイトがオープンした後は、ユーザーのレビューやアクセスの解析を行い、修正すべき機能や改善点が無いかを見ていきます。

また、ECサイトはネットワークの不具合やサーバーダウン、セキュリティトラブルなどあらゆるリスクを秘めているため、障害が起こったときに迅速に対応できる体制を整えておくことも重要です。

EC開発の外注には3つの料金体系がある

ECサイトの開発を外注する場合、次の3つの料金体系があります。

  • 成果報酬型:売上の数%を支払う
  • 月額固定型:月額決められた金額を支払う
  • 複合型:初期費用や月額料金に加え、売上の数%を支払う

成果報酬型
一定の売上額や申し込み件数を達成した場合に、その数%を支払うのが成果報酬型です。依頼する工程に応じて支払う報酬は変わってきます。
リスクを抑えたい場合は、成果報酬型の企業を利用すると良いでしょう。

月額固定型
毎月定額料金を支払うのが月額固定型です。毎月かかる費用が決まっているため、予算の計画が立てやすいメリットがある一方、成果が出ていない場合でも料金を支払わなければならないというリスクもあります。

複合型
月額で決められた金額を支払い、成果が出た場合にもその数%を支払うのが複合型です。
固定費用を低めに設定している場合が多いため、利用しやすいと言えます。

まとめ

EC開発は外注が最適!6つの種類と外注するメリットデメリット、フローを知ろう まとめ

EC開発についてまとめると、開発にはASP型やクラウドEC、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型、そしてモール型があり、無料で標準的な機能を利用できる型から全てを自社で構築する型があります。

それぞれにメリットとデメリットがあり、予算やリソースに応じて使い分けることができます。また、自社にリソースやスキルが不足している場合は、必要に応じて開発を外注するのも効果的です。

EC開発を外注する場合、通常のシステム開発と同様に要件定義から始まり、基本設計、開発、そしてリリース後の運用保守といった工程で進めます。

外注する場合の料金体系には、成果報酬型と月額固定型、そして両方の要素を入れた複合型があり、社内のニーズや予算に応じて最適な形を選びましょう。

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